・2001/11/3,4の反省文(by 小澤さん)
2001東京国際自転車展 見学日記

11月03日(土)
雨降りしきる午後、やっとの事で有明に着く。
3時までやってるショップに行きたかったが、着いたのが2時55分。
既に終了との案内が流れている。仕方ないから展示を見て回ることにする。

マップを手にすると一番大きなブースを出しているBSが目に付く。
真っ先に立ち寄り、鈴木さんを探したら・・・
いたいた珍しくシラフの鈴木さんが、BSの赤いブルゾンを着て説明をしている。
挨拶をしていると丁度まみさんから電話がかかってきた。なんとも偶然。
まみさんは大雨で練習が出来ず、既に酔っ払い状態!?

ブースでは橋川さん達がサイン会をしていた。
一緒に見に行った女性はなぜサインをしているのか不思議がっていたが、
日本でめちゃくちゃ強い人と説明したら納得していた。

次はビアンキのブース。先週お世話になった石黒さんがいた。
彼は"リジダDPXビアンキ"の監督 兼 "シクロクラブおおた"の監督 兼
ビアンキの社員でもあるそうです。

サポートカーでは全然話せなかったけど、今回はゆっくり話が出来た。
・丸岡BR−3で入賞ってことはスプリンター?
・フィトンチッド?聞いたことないなぁ。
・オキナワに向けてビタミンを豊富に取っておくこと、等など
色々話すことが出来た。

日本専用BianchiEV4マットチェレステカラー。
予想通りつや消しのチェレステだったけど、なんだかいまいち。
やっぱりチェレステはたまむし色に輝いてこそ と思う。
けどそれなりに異彩を放っていた。

他はコルナゴ、ピナレロ、マヴィック、シマノ、カンパ、
ルディープロジェクト、ブリコ、オークリー、自動車系メーカー等を見て回る。
昔からパーツの事って良く分からなくて、見るものといえば
フレーム、コンポ、ホイール、サングラスくらい。

そういえば'94 Tour de Flandresのビデオも買った。
ブーニョが僅差でミュゼーウに勝ったレース。
いくつもの石畳の丘越えがあり、かなり見応えのあるものだった。
最後のゴールスプリントは必見、スプリント練習に最適かも。

あっという間に閉館の5時になり外に出ようとしたところ、
やけに古臭い自転車が目に入った。これはもしかしてと思い近づいてみると
やはり"セーフティー号"だった。確か近代自転車の原型って言われてるもの。
日本にあるなんて知らなくて、驚き。

帰りにお台場でウィンドーショッピングして
レインボーブリッジと東京タワーの夜景を見ながら食事しました。
来年はもうちょっと早く行くぞ!!



レースレポート

11月04日(日)
JCRCシリ−ズ第10戦
@下総FP 千葉
クラス:A 距離:30km(1.5km*20) * 1〜5(30〜150km)

今回は独りでの参加だったので輪行で行く。
途中成田駅で乗り換え損ねたら、次の電車が来るまで1時間と判明。
それではレースに間に合わないため、仕方無しに20km自走で行く。
普段着のままレース用荷物を持って走るのはかなりきつく、
ヒッチハイクすればよかったと嘆く。

スタート30秒前に着替え終わり、慌ててスタートラインに並ぶ。
Sクラスから勝ち抜いた選手20名とAクラスの混合レース。
SABCDEの順に勝ち抜き戦で、上位でゴールすると次のクラスで走れる。
20周のうち11〜18周回は最後尾の選手が失格となるので、
軽いアタックの繰り返しとなる。

常に10番前後のいい位置をキープしながら走るが、自走の疲れが見え始めていた。
7人の逃げを追う人があまりいなくて、練習のつもりでひきまくる。
そのままラスト100m丘の手前で8番手にいたが、予想通りもがけず
落車を避けるため端に寄り、そのまま全員に抜かれてゴール。

オキナワに向けていい練習になると思ったが、たった30kmしか走れず。
しかも往復6時間の輪行は、体の芯から疲れました。

●今回のレース結果 (順位/完走/出走人数)
Aクラス 24?/24?/36?


・2001/11/11の反省文(by 小澤さん)
レースレポート

11月11日(日)
ツール・ド・おきなわ2001 @名護 沖縄
クラス:市民200km 距離:200km

朝目覚めたら5時半だった。やばいやばいっ。
『フィリップ、藤井さん、朝だよ』と急いで起こす。
まみさん、○の事も心配になって電話してみるが、全然出ない。
ホテルに電話して内線かけてもらうが、まだ出ない。
実は食事をしていたとのこと。一安心。食事後着替えてスタート地点へと向かう。

少し寒いかなと思うけど、半袖でも充分な気温。さすが沖縄。
7時5分いよいよスタート。国道58号を通って真っ直ぐ…あれ、
『藤井さん、昨日試走したのとコースが違うねぇ』
最初はくだらない事ばかり、最後尾でおしゃべりしていた。
けど登りが始まると、藤井さんは先頭の方へ行ってしまった。
話し相手がいなかったので、Brezzaの人に話し掛けてみた。
『和波さんと昔走ってたんですけど、知ってますか?』
『おー和波さん、知ってるよ』との事。さすが和波師匠、顔が広い。

暫くすると本部関門のスプリントポイントがやってきた。
1つくらい欲しいとは思っていたけど、意外と調子が良かったので
完走狙うためにスプリントは諦めた。
今から思えば沖縄特産品セットもらっておけば良かったな…。

国営沖縄記念公園の辺りから、太陽が正面に見え出した。
やはりジリジリと暑いが、喉が渇くほどではなかった。
いくつかのスプリントポイントを過ぎ、平地になった。
すると『トイレ行きまーす』誰かがコース脇によると、
10人前後が用を足すために止まった。
集団復帰しやすいように周りに声をかけるみたい。初めての事で驚いた。

平地でまた話し相手がいなかったので、色々と声をかける。
"GS Aichi"っていうジャージを着た人がいた。
青少年公園で走っている人たちでジャージを作ったとの事。
白地に青で結構かっこいいジャージでした。

山岳が近づくにつれ集団の位置取りが激しくなってきた。
後ろにいると遅れやすいので、皆前に出てくる。そしてついに山岳。
距離11km標高差350mとコースマップにはあって、
日の出不動に比べるとたいした登りじゃなかった。そのため猛烈なスピードで進む。

初めてダブルボトルにしていたが、全くボトルを口にしていなかったので
1つを捨てた。つまり500g軽くなったのだけど、めちゃくちゃ軽く感じた。
来年はボトル半分で行こうと心に決めた。
山岳ポイントではさすがに集団約50人から遅れてしまったが、
ViewPointの中尾さん達と下りで攻めまくり、軽く登った所で集団に追いついた。
なぜだかその頃から、左足がジンジンと痺れ始めていた。

メーターをつけていないので○に距離を確認したところ96kmと言われた。
丁度半分か・・・と思っていたら登りが始まった。
先頭を見るとフィトンチッドのジャージ、藤井さんが10m程逃げている。
ていうか藤井さんのスピードに誰もついていけない、スゲェ!!
(→ここから先のレース展開は藤井さんのを参考にしてください。)

って思っていたら左足親指付根に激痛が走る。(≧ロ≦)イテェ
途端にペダルを踏むことが出来なくなり、集団から遅れ始めた。
なんとか登りを終え海岸線に出るが、強烈な海風の中ただ独り。
ツール・ド・独り旅の始まりである。
後方から4・5人の集団が何度か来たが、ついていくことが出来なかった。
結局そのまま独りで二度目の山岳に入った。

誤魔化しながら走っていたが、やはり山岳では無理があった。
結局左のシューズを脱ぎ、裸足でペダルを踏み込む。
途中"岐阜第一高"のジャージを着てスペシャライズドに乗った子が来た。
もしかしてと思ったが、やはり黒澤さんの所で買ったとのこと。

やっとの事で山岳ポイントを通過、
そして140km地点の補給ポイントでタイムオーバとなりリタイア。
足は全然元気だし、心肺機能も疲れていない。後半超スローだったからなぁ。
ったくこんな時に発作が起きるとは…。来年はアルカリ食品を多く摂るぞ!!

ミノウラの市川さんがいたが、スタート直後にパンクして
けど機材車に気づかれず立ち往生していたとの事。
後続レースの機材車からホイールを受け取ったが、
一回目の補給ポイントでタイムオーバになったとのこと。かわいそうに。

トラックにバイクを預け、観光バスでゴール地点に向かう。
ゴール地点に戻ると、なんと藤井さんが3位入賞!!
ベルギー人フィリップが50位で完走していた。
さすがフィトンチッドRT関東支部。僕も頑張らねば…。


●今回のレース結果 (順位/完走/出走人数)
藤井さん    3/51/163
フィリップ  50/
小澤    DNF/
・2001/11/18の反省文(by 山口)

この日は、岐阜市の長良川スポーツプラザで行われた、"ロードバイクセミナー"に参加して来ました。
講師は、↑の写真を見てもらえば分かると思うんですが、BSの鈴木さんと橋川さんでした。
鈴木さんには、時々会ってアドバイスをもらっているんですが、橋川さんはレース会場で走っている所しか見たことなくて、一度会ってみたいなと思っていました。

会場につくとまだ開始まで時間があったので、早速橋川さんにサインをもらいました。
話しを聞くと来年もANCHORは1年中フランスで活動するとの事。
頑張って欲しいです。はやく、ツールで走っているところを見てみたいです。

"ロードバイクセミナー"の午前の部がAM9:00から始まりました。
まずは、鈴木さんの講義から。
ポジションの合わせ方から始まって、冬のトレーニング方法についてまでいろいろ教えて頂きました。
「冬場は、ひたすらLSDトレーニングに励み体の中の毛細血管を増やすことで、血液が体の隅々まで行き届き、疲労の回復が早くなる。
レースの為の強度の高いトレーニングは、LSDトレーニングで体を作ってから行えば良い。」
ということなどを教えて頂きました。

次に、橋川さんの講義です。
今年のツール・ド・北海道のビデオを見ながら、ロードレースにおけるエースとアシストの走り方の違い・チョットした裏話など、普段なかなか聞けない興味深い話しをレースを走っていた本人が話してくれて、とても楽しめました。

昼食をはさんで、午後からは鈴木さん・橋川さんと一緒に伊自良湖へ走りに行きました。

途中の坂で、橋川さんが登りでのアタックのかけ方を教えてくれたのですが、
「坂でアタックする時は、カーブの外から内に向かって・・・」と言いながら、すんごいスピードで登って行っちゃいました。
よくツールの登りで選手がアタックするシーンを見ますが、ほんとあれと同じ感じで速いしカッコイイ!
思わず「ウワ〜」って言っちゃいました。
その後、橋川さんにサドルの高さを見てもらったり、走りながらいろいろと喋らせてもらいました。

そのまま、約2時間ほどみんなで走って、戻ってきました。

ホントに楽しくて、夢のような1日でした。
来年の春にも、開催するそうです。
今回は、定員を上回る応募があったらしく来れなかった人がたくさん居たそうなので、次回はもっと大きい会場でやるって黒澤さんが言ってました。
それだと、多分教える方の人が足りなくなると思うので、ANCHOR全員呼んでしまいましょう。
雷太&宇田川の"クロカンセミナー"、鍋島&竹本の"DHセミナー"、浅田顕の"監督セミナー"なんて面白いかも。