・2001/09/02の反省文(by 山口)

今回は、全日本実業団のレースに行ってきました。
場所は、北陸道金沢東ICから少し走った、小高い山(というか丘)にある石川県立森林公園で、公園内の1周6.8kmのコースを、BR-3は5周、BR-2は10周します。

土曜日のPM3:00に現地に到着して試走したのですが、"群馬CSC"よりきつく"日本CSC"よりやさしいという表現がピッタリのコースでした。
1周の中で大きな登りが2ヶ所あり、一番斜度のきつい場所がスタート・ゴール地点という何とも嫌なコース設定になってました。

土曜日はみんなで4周ほどゆっくり走って、宿へ向かいました。
今回の宿は、"内灘サイクリングターミナル"というところだったのですが、1泊\6,000にしてはとても綺麗な施設で、食事もよかったし温泉もついていて、いい宿でした。
前日の夜は、恒例の大宴会が...と言いたい所ですが、僕は疲れてすぐに寝ちゃったのでどんな状態だったかはよくわかんないっす。

翌朝、AM6:00に起きて、朝食を取り会場に向かいました。
いつも通り、ストレッチしてローラーまわして、サインボードにサインして、スタート地点に向かいました。
そして、AM9:20にBR-2(小澤さん、マル)がスタートして5分後にBR-3(井原さん、健吾さん、中島、フィリップ、藤井さん、山口)がスタートしました。

スタートが後ろの方だったので、すぐに前に上がっていき1つ目の大きな登りに入る前に20位ぐらいの位置まで上がりました。
僕と同じような位置に、フィリップ、藤井さん、中島がいました。
中島がえらい頑張っていて登りで集団を引いていたのですが、もう少しで登りが終わるって所でフラフラになって僕のいる辺りに下がってきました。
フィリップと2人で押してやったのですが、そのまま集団後方に消えていきました。(3周でリタイアしたそうです)

1周目、2周目と思っていたよりも体が動いてくれなかったのですが、3周目に入るとスイッチが入ったようで登りでもイイ感じで踏める様になりました。
後ろを見ると集団が案外大きく、フィトンチッドのメンバーは全員先頭10位以内に入っていたので、ゴールに向けて集団を小さくしたかったのですが、そこまでの脚は無かったので今の順位をキープして最後のゴール勝負に備えるようにしました。

4周目に入ると、集団のペースが少し上がりチョットきつかったのですが何とか付いていくことが出来て10位前後のいい位置をキープしたまま、最終周回に入りました。
10位前後のいい位置をキープしたまま最後の登りに入り、ゴールスプリントに入ったのですがどうもうまくもがききれずに、結局19位(by中島)でゴールしました。
他のメンバーの結果は、フィリップが16位、藤井さんが18位(by中島)でした。

ですが、正式結果は、ゴール判定用のビデオカメラが調子悪かったらしくて順位が正確にわからず、7位〜24位までは同着となり、フィトンチッドRTは全員7位入賞となってしまいました。
何か気持ち悪いので、次の神戸クリテといわきクリテでみんな6位以内に入って、全員そろってBR-2昇格を決めたいです。
その為には、日の出不動でモガキまくって、スプリントに強くならなければ。

自分のレース後にBR-2で走っていたマルを応援したんですが、すごい辛そうだったけどちゃんと完走してポイントGetしてました。いや〜、すごい(でも、絶対抜いてやる)。

みんな、レースが終わった後にBR-1のレースを観戦したのですが、あのレースはホントにすごかった。ゴール地点で見ていたのですが、自分たちのレースとは何もかもが違っていました。
スピードや雰囲気など、ホントにすごかった。
ゴールの時なんか、鳥肌立っちゃいました。
練習しまくって、いつかあんなレースを走ってみたいです。
・2001/09/24の反省文(by 山口)

今回は神戸で行われた実業団クリテリウムに行って来ました。
神戸って意外と近くて、岐阜から約3時間で着きました。
今回のお宿はなんと"神戸ポートピアホテル"です。
いままでのレースの宿の中では、最高級の宿です。(一泊\15,000なり)
ホテルに入ったとたん、もう驚く事ばかりでした。
荷物はホテルマンに持ってもらっちゃったし、周りはスーツ着た人ばっかりだし、
その中を自転車もって歩くのはちょっと恥ずかしかったです。
でも、その中でNippoの選手は普通にジャージ姿で歩いていました。

夕方には、近くの遊園地で遊んだりご飯食べに行って、のんびり過ごしました。
夜はホテルのラウンジに行ったのですが、なんとコーラが600円!!
カルチャーショックを受けました。
でも、窓から見える神戸の夜景は本当に素晴らしく、レース前夜とは思えないほどリッチに過ごしました。

翌朝、起きてみると天気が最高でレースがとても楽しみになってきました。
レース会場はポートピアランド内の道路で、1周?キロの完全なフラットコースをBR-3は10周、BR-2は14周、女子は2周します。

BR-3の出場メンバーは僕と藤井さん、BR-2はマルと小澤さん、女子一般は真美さんと
割石さんです。
割石さんは2年ぶりのレースなので、かなり心配そうです。

レースはまず女子一般からスタート。

真美さんは先頭集団に残っていて余裕で走っていました。
しかしレース後の話だと、集団で走るカーブがとても怖く、ダンシングが出来なかったので立ち上がりがとても辛かったと言っていました。
いい練習方法があるので、オフシーズンに練習しましょう。
割石さんは、2年振りという事もあってかなり辛そうでしたが楽しかったって言ってました。来年からは本格的にレース活動を再開するそうなので、楽しみです。

次に、BR-2がスタート。

マルと小澤さんは最初は集団の後方で余裕で走っていたので、みんなで"前に上がれ〜"って応援していました。
すると、残り5周くらいでマルが先頭に出てきて、引いていました。
詳しくは分かんなかったけど、ポイントをGetしたみたいです。
その後は、大きな動きがないままレースは最終周回に入り、ゴール付近でスプリントを見ていました。
集団が最終コーナーを立ちあがって、これからというときに落車があり、20人ほどが巻きこまれていました。

ウチのメンバーが巻きこまれていないか心配だったのですが、2人ともなんとか免れたようで安心しました。
結果は、マルが35位、小沢さんが30位で2人ともポイントはちゃんとGetしてました。
ちなみに、最近有名になってきたミヤタのプチ山選手はこの落車で上位入賞が出来ず、かなり悔しがっていました。

その直後に、僕と藤井さんのBR-3がスタートしました。
藤井さんとレース前に話して、集団の前で常に展開してチャンスがあれば2人で逃げに乗る事に決めていたんで、スタート直後にすぐに前に上がりました。
先頭には、なるしま・あずみの・NAKAGAWAなどが居たので、逃げるんならこの辺りのメンバーが欲しいなと藤井さんと話していました。

5周目にあずみのがアタックをかけたので、藤井さんと逃げに乗ったのですがすぐに集団が吸収。
先頭ではあまり積極的な動きが無かったので、次の周に藤井さんと2人でアタックをかけてみました。
しかし、誰も付いて来なかったので、諦めて集団に戻りました。
その後も小さなアタックがあったのですがどれも決定的なモノにはならず、集団のまま最終周回に入り、そのままスプリントに入りました。

最終コーナーをアウト側で立ちあがってしまった為に、イン側から選手が押してきたので押し返したのですが、そのために先頭から少し遅れてしまいました。
でも、諦めるわけにはいかなかったので、渾身の力でもがき倒して、なんとか6位をGetしました。
前回の全日本でポイントではBR-2昇格を決めていたのですが、なんか納得できなかったので、レースの成績でBR-2昇格を決めることが出来たのがとても嬉しかったです。
藤井さんは僕と同じような位置で走っていたのですが、スプリントで失敗してしまい、20位でした。

ちなみに、BR-1は中盤でANCHORの橋川とキナンのキング三浦が大逃げをするも集団に捕まり、最後は大集団でのゴールスプリントでNippoの水谷が勝ちました。

この神戸クリテリウム、ブースがいっぱい出ていてスゴイ盛り上がっていました。
なんだか、シマノ鈴鹿よりいい雰囲気でした。

交通の便が良いせいか観客もたくさんいて、とても楽しかったです。
来年以降も毎年開催されるそうなので、来年はみんなで行きましょう。
・2001/09/29,30の反省文(by 山口)

先週の神戸クリテリウムからほんの4日間の休みを経て、いわきクリテリウムに行ってきました。
"いわき"っていうのは、福島県のいわき市でなんと片道7時間、700kmの大移動でした。
今回のレースは土曜日に予選、日曜日に決勝が行われるので、名古屋組は金曜日の夜に出発して、高速を走りつづけて、いわきには土曜日の朝6:30に到着しました。

今回のレース会場はいわき市郊外のいわき21世紀の森公園内の特設コースで1周1.34kmのコースを周回するクリテリウムレースです。
このコース、約半分ぐらいが石畳になっていて残り半分は狭い直角コーナーばかりの本当に"クリテリウム"って感じのコースレイアウトになっていました。

予選はまずBR-3から始まりました。
10周で行われたのですが、1組にはフィリップ、2組には僕と藤井さんが出ました。
予選は各組上位15位までが決勝に進出できて、残りの選手で敗者復活戦を行い、上位10位までが決勝に上がれるという方式です。

1組に出場したフィリップは、最初から10位前後のいい位置で走っていて、ゴールでもその順位をキープして、9位でゴールして見事決勝進出を決めました。

2組は、僕も藤井さんも最初から前のほうで展開して決勝進出を狙ったんですが、僕は9位で決勝進出を決めたのですが、藤井さんはなんと"16位"でゴールしてしまい敗者復活戦に望みを託すことになりました。

BR-2には小澤さんとマルが出場したのですが、2人とも不調のようで最初から遅れてしまい25位ぐらいでゴールしました。藤井さんと同じく、翌日の敗者復活戦に望みを託すことになりました。

BR-3の敗者復活戦が夕方に行われたのですが、藤井さんは最初からいい位置で走っていたのですが、最終周回に入ったときに近くの選手と接触してしまい落車してしまいました。
そのままリタイヤしてしまい決勝進出は出来なかったのですが、怪我は対した事なかったので"まあ、しょうがないか"といった所です。

夜は、いわき駅近くのビジネスホテルに泊まったのですが、皆で夕食を食べた後、部屋に集まって色々喋っていたそうなんですが、藤井さんのウクレレが眠気を誘い、僕は疲れてすぐに寝てしまい何にも覚えていません。
色んな写真を撮られてしまったようなんですが...

翌朝起きると、ぐっすり寝たせいか昨日のレースの疲れは無く、レースが待ちどうしく感じました。

今日のレースは、まずBR-2の敗者復活戦からスタート。

マルと小澤さんが出場したのですが、マルは序盤は集団の後ろにいたので心配していたのですが、最後の最後に前に上がってきて、10位?をGetして決勝進出を決めました。小澤さんは、25位ぐらいでゴールしてしまい、決勝進出はなりませんでした。

次に僕とフィリップが出場するBR-3の決勝がスタート。

レース前の予想どうり、スタート直後からペースが上がり先頭付近にいないとかなりつらい状況になったので、5位ぐらいで走る事にしました。
3周目に先頭にいた2人がアタックして3秒ほどの差が出来ました。
このまま逃げられそうだったので、集団から抜け出して先頭の2人に合流して走ろうと思いアタックすると、数人が一緒に付いて来たのでローテーションしながら走り、程なくして逃げていた2人に追いつき、約10名の先頭集団が出来ました。
集団のペースから考えて、絶対この集団のままでゴールまで行くと思ったので、最後のゴールスプリントで勝つことだけを考えて走っていました。

そして、最終周。
最終コーナーを4位で立ち上がってゴール150m前からスプリントを始めたのですが、イマイチもがききれず結局8位でゴールしました。

↓↓レース中の心拍数のグラフです↓↓
175〜185の間でずっと走っていたみたいです。どうりでつらいはず。

先週のレース同様、最後のスプリントがうまく行きませんでした。
絶対に勝つつもりで走っていたので、すっごい悔しいです。
オフシーズンにスプリントの練習をやりまくって、来年こそは絶対に勝ちたいです。

次にBR-2の決勝がスタート。

朝の敗者復活戦で決勝進出を果たしたマルですが、どうも調子がよくなかったようでスタート直後から遅れだし、結局途中で降ろされてしまいました。本人曰く「なんかダメだった」そうです。

このレースで今年の実業団レースも終わってしまいました。
残すレースは、大垣ピスト・けいはんな(名古屋組)・ジャパンカップ(関東組)・おきなわだけになってしまいました。
今シーズンもあと1ヶ月。気合入れて練習しましょう。
・2001/09/24の反省文(by 真美さん)
〜 「神戸クリテリウム」レディース編 〜

”クリテリウム”なんて名前が付くレースは約1年ぶり。
実業団レース要項に記載のコースを見ながら
「やっぱ、実業団のコースって難しそうだなー。市民レースはどんなコースかなぁ・・」
と、(たぶん、回るのだから曲がり角4つはあるか、まぁそれくらいしょうがないな)
自分で納得して申込。
ついでにブランク長過ぎの割石選手を
ポートアイランドの遊園地とおしゃれなホテルでそそのかし、久々に復活させることに見事成功!
(ホント、早いのに、もったいなぃ!)
しかし、1週間前に届いた受付表や要項を見て愕然!
「実業団とおんなじコース・・・・゜゜゜゜゜××××,,,,」
曲がり角は13ヶ、何度数えても13ヶ。
おまけにUターンなんてあるぅ、なにコレ!
昨年のズッコケからすっかり曲がり角恐怖症のまみちゃん。
すっかりブルーになってしまった・・

レース前日、憂鬱ながらも着いてしまえば、そこは観光地 神戸。
まみちゃん大好きなバブリィホテルですっかりご機嫌♪
遊園地でチーム精鋭くん達の情けないマヌケ面や「絶叫ぉぉぉ」など・・
あ〜、面白かった!
来年も、絶対に乗ろうね♪絶叫マシ〜ン。

さて、いよいよレース当日。
朝からやっぱり元気が出ないの、食欲もわかないし、全然お腹も空かない・・・
せっかく大好きなホテルのバイキングも、あまり食べれなかった。
頭の中は曲がり角でいっぱい。え〜ん゜゜コワイ〜っ!!
「寿美ちゃん、やっぱり曲がれん気がするぅ」
「大丈夫やて、まみさん。意外と走れてまうて。」
あー、やっぱ、同じレースに身内が居るっていいなー。
少し安心、寿美ちゃんなんて、全く平気そうだし。
意外とコケるなんてことはないかも・・・
・・・でも、不安・・・
とかやってるうちに、私らって一番最初やった!
受付に行かないと・・・
と、とぼとぼレース会場へ歩いていくと、アレ?なんか誰かにみんなひっかかってる。
「あーーっ!!→」
いきなり現れた神サマ、いつもの調子でなんか喋りまくって怪しい薬を渡してきた。
『キミも、これを飲んでいきなさい。なんでンな格好してんの?』
「一応、これから走るの」
『そうか、がんばりなさい。ところで受付はしたかね?』
「これからするところなの」
『何時スタートや?今日のねえちゃんはムチャムチャ要領が悪いでなぁ
 9時に受付したら、終わるの11時になるでぇー。
 はよ行ってこな、レース終わってまうでぇ。』
と、親切な案内。−ほっ、少し笑って緊張ほぐれた。

寿美ちゃんとアップ代わりにUターンの練習をして召集場所へ。
スタート3分前から私も寿美ちゃんもうつむき状態。
”スタート1分前”
ドキドキ・・あー、あかん。めちゃくちゃ緊張!
・・・・?なんかヤケに近くに気配が・・・?!
「あーっっ!、なんでここにぃ?!」
なんと、私の隣にはサングラスにマスクをして、かなり怪しい出で立ちの神サマが!
『さっきからおるのに、キミちっとも気付かんもんなー』
「ごめんなさい、ちっとも気付かなかった。だって緊張してて、コワイし・・」
『何?緊張している?大丈夫、私がついて行ってあげよう。』
「・・・?ついて行って???それって・・」
”パーンッ!”
あ、鳴っちゃった。スタートしちゃった。
何だかワケがわかんないまま、慌ててスタート。
神サマ、まったく涼しい顔でレディースクラスでスタートしちゃった!
周りのオンナの子達は、一体誰かもきっとわからず、かなり驚いてけげんそう。
笑いこける私と寿美ちゃんに
『ここはな、道が広いからな、安全や。何にもコワイことあらへんで。』
と言いながら、1コーナー、2コーナー・・・
3コーナーが見えるくらいまで女子の集団で走り、
『じゃ、がんばりなさい』と行って外れて行った。
おかげで緊張がほぐれたけど、相変わらずやる事がむちゃくちゃね、神サマ。

神サマのおかげで何とか集団について行くことができ、問題のUターン。
あ、意外とみんな止まってる。なんだー、これなら安心。
と、Uターンから次のコーナーへ向かう所で
「まみさん、がんばれーっ♪」
なぬ?反対側からすれ違い様に手を振る寿美ちゃん。
こらー!そんな余裕があるなら、走れーっ!

とまぁ、そんなこんなで無事に走りきることができました。
神サマのパフォーマンスを見ることができたし、
寿美ちゃんも復活の兆しが見えてきたし、
帰りは阪神周遊の旅?ができたし、
めでたし、めでたし、です。

※本人には許可を取っておりませんが、市民レースの一言コメント。
 割石選手が採用されて大会ガイドに載っています。
 まだ破棄されていなければ、是非ご一読下さい。