・2002/11/03の反省文(岐阜支部練習会編 by 勝野)
 さて、今日は、角田さんの提案で岐阜支部で練習会を行いました。低迷している岐阜支部に活を入れるがごとく、たくさんの方が参加してくださいました。え-と、参加者は、僕(かつの)、マル、角田夫妻、まみ監督、和波さん、渡辺さん、平子さん、健吾君、金山さん、そして、ビュ−ポイントから田中さん、お初です。
 いつもの山口家の前に、8時半に集合。めずらしくまみさん、マル組が時間通りに到着。だから、落車したのでしょうかね?まみさん。今日は、角田さんの奥さん、よしえさんが3年ぶりに復帰と言うことで、関市内の一周約7キロの周回コ−スを走ることに。ここは、一昔前、まだ店があった頃、みんなでよく走ったところです。
 最初は、ゆっくり走っているつもりだったが、なぜか後ろがついてこないので、しびれをきらして和波さんとマルとでペ−スをあげる。今日は、というか今日も、僕はピストで練習なので、坂はかなりきつかった。そんな状況をマルは一人無視して登りでアタックを仕掛けまくる。しょうがないので何とかくらいつく。
 今日は、LSDだったよね?と思いながら、まあ、いつものことなので開き直りながら、そこそこのペ−スで7周回ぐらいする、そしてしばらくコンビニ前で後続を待つことに。まみさん、田中さんが来るのを待つ間、コンビニでみなさん補給タイムに入る。そこでしばらく休憩した後、先に帰る和波さん、金山さんと別れ、再び走り始める。池を下り、反対側の平地に入ったところで、後ろで誰かの叫び声が...後ろを振り返ると、まみさんが落車。地面に埋め込まれているレ−ルにはまり転んだとのこと。たいした怪我は無くて良かったです。ちゃんと転ぶにいたった車輪のあとが克明に残されていて結構笑えました。まみさん沖縄行く前に厄払いに行きましょう。エレガントエロス号とともに。
 その後、よしえさんの2回目のパンクを機に、コンビニで再び休憩。そして、一路山口家へと帰る。今日は、久々にたくさんの方と練習ができて、いい刺激になりました。フィトンチッドクリテも復活しますのでよろしくお願いします。ちなみに、岐阜支部は、定例練習会を細々と行っています。誰も知らないだけです。基本的に8時集合、冬場は8時半または9時以降。山口君と二人のときは、よく日の出不動の坂の麓の大安寺の前で集まってましたが、今日のように遠方の方が見えるときは、山口家前の駐車場に集合ということになっております。連絡は、掲示板か僕のメ−ル、携帯なんでもOKです。また、走りましょう。


・2002/11/04の反省文(実業団石川編 by こじゃわ)

「第1回全日本実業団サイクルロードレース in 石川(福島県) 」

11/03(日)
 4:40電車で千葉・船橋へ向かう。今回はPhytoncidRTからは一人での参加の為、セオレーシングさんにお世話になることにした。船橋駅でピックアップしてもらい集合場所へ向かうと、そこには大集団が待ち構えていた。自分を入れて11人、車2台で7:00に出発。紅葉の季節といっても、常磐道はすいている。いわき湯本のICで降りたのだが、そこの本線とランプウェイのガードレールに機用に突っ込んでいる車が居た。クワガタのようにフロントが凹んでいたが、カップル?はなんとか生きていたようだ。

 ICから石川町まではタラガ谷までの道のりのようで、紅葉の始まった山中の脇に流れる川がまじで気に入った。木曽川沿いで生まれ育ったので、海より川が好き!!現地到着後昼食そばを食べ、受付会場に着いたのが13:00。丁度ラバネロの大集団が試走にでかけようとしていたので、高村夫妻・藤井君・フィリップに挨拶をする。その後seochariと書かれた自転車とBianchiEV4の計10台を並べると爽快な眺め。受付を済ませボーっとしていると、アンカートラックがやってきた。シャッターを開けると10台以上のアンカーが左右の壁に止められており、うちらの10台が寂しく思えた。

 受付時にもらったカラーの宣伝ビラを見ているとTimeに乗ったPhytoncidジャージが載っている、おぉ○ではないか(○曰く丸岡の写真では?)。丁度今大会審判員のみつひろさんに遭遇し、「ほどほどにがんばって、楽しんで」と言われた。藤井君の影響もあるのだろう・・・。その後試走を始めたらもう笑いが止まらない。自分の予想通りコースは日の出不動に似て、山に囲まれた川沿いのコース。勾配も4,5%で500m程度が5箇所、しかもゴール地点は200mの登り。自分が最も好きなコースレイアウト。セオの出井君と軽くモガキあいながら、頬が緩みっぱなしだった。2周回目で雨が降り出し推定気温5度から脱出するため、11人で自転車を積み旅館へ向かった。

 旅館に着きお風呂へ向かうとみつひろさんと入れ違いであった。どうやら大会役員も泊まっているらしい。旅館はぼろぼろであったが、大浴場は露天もありきれいだった。適度な食事に適度なビールを楽しむ。天気予報を見ると最低気温4度・最高気温7度というフィリップが喜びそうな気温に、焦りの色を隠せない。とりあえず22時に消灯。

11/04(祝)
 6時起床、7:00朝食、8:30出発。BR-1のスタートは学法石川高校の前から。校庭に駐車して10:00パレードスタートを見送る。ジュニア・女子とスタートが続き、その後からBR-2,3のスタート地点である頂上まで車で進む。11:00まで気温は10度を超えていただろうか、驚くほどの暖かさだった。しかし次第に気温が下がり始め、BR-2スタートの13:00にはついに雨が降り始めた。

 フィリップとアップ終了後3列目をキープ、そしてスタートする。1km地点の軽い丘で一人だけ呼吸がおかしな奴がいた、こじゃわである。ヒィー、ヒィ・・・ヒ。前方をキープしていたから抜かれまくっても中盤で登りを終えたが、5・6・7km地点の連続する丘で最後尾。長い下りを終え登りに入ると、クビがピクリとも動かず呼吸するのもつらい。未だに出てこない犯人を恨みつつ、後続BR-3にもゴボウ抜きされ最後尾バイクに見守られながらようやく1周を終え、もちろんそのまま車へ向かった。それから2時間弱寝るとレースは終わっていた。

 温泉に入り、夕食を食べ、驚きの交通費1200円、そしてセオさんとの別れ。ほんとにお世話になりました。冬場のLSD練習にはぜひ参加しようと思います。



・2002/11/10の反省文(一宮市民自転車競技大会編 by 勝野)

「第43回一宮市民自転車競技大会」

 一宮市民市民自転車競技大会という超マイナ−な大会に参加してきました。初めて走る一宮競輪場へ8時半ごろ到着。和波さんと合流し受付をする。この大会何がすごいかって、ピストの大会なのに、ロ−ド参加が多くおまけにマウンテンの部まである。ピストの部と言ったら8人出走登録。戸田君夫妻が欠場のため6人。なんて寂しい大会なんだろう。でも、今回は例年より多く全部で48名の参加だったらしい。受付を済ませ、早速バンクへ入りアップをするがこないだの大垣くらいから寒くなり体が動かない。タイム更新は望めないなと腹をくくった。この大会ほとんどが素人さんたちの参加だったらしく、ロードやマウンテンに乗った参加者がバンクの走り方を知らないらしくアップ中かなり怖い思いをしながらの走行でした。でもこの大会本来のピストは6人だけなので、こういった人たちが来ないと盛り上がらないのが最近のピスト大会の現状でしょう。
 今回の参加種目は、1kTT、2k速度競争(ケイリンのことだった)、そしてスプリント。千トラはともかくスプリントを走った経験が無く、スプリントをすればいいことは分かっていたがちゃんと走れるかどうかが不安だった。最初の千トラ、今日も寒くアップをしても足が重く案の定今期最遅タイムをたたき出す。あ-コリャダメだと思いきやトップタイムだったらしくこの種目優勝してしまった。喜んでいいのかどうか複雑な心境でした。まあレベルは低くてもやはり1位は多少気分のいいことで、来季へいい弾みとなればな開き直りました。ちなみに和波さんは2位、なんか人生最遅タイムだったらしいけど一応フィトンチッドのワンツ−をゲット!
 つづいてスプリント、スプリント予選のハロンは無しになりいきなりの対戦となる。対戦相手は和波さん。和波さんが先行となり僕が続いてあとを追う展開となる。僕は久々にバンクの上に上がりまみさんの気持ちが分かった気がします。怖くはないですけどね。残り一周手前から和波さんが仕掛けて僕がそのままついていってゴ−ルでさしたと思ったはずだったが、和波さんのほうへ軍配が上がり、ちゃんとこの人たち見てたのかなあと疑問に思ったが、まあ文句を言うほどの大会でもないのでそのまま納得する。和波さんは決勝へと進み調子が悪い中余裕でゴ−ル前でさす。
 そして最後は2k速度競争、といってもケイリンのことで、なんで誤解を招くような名前をつけるのかなあと、またつくづくあきれる。しかもピストの部は誘導がつかない。これってケイリンなの?とまたあきれる。この種目も和波さんが1着僕は惜しくも3着。ということでこの大会のピストの部はすべてフィトンチッドが優勝と言うことで、ちょ-ローカルな大会とはいえ独占と言うことは気持ちのいいことですね。でも、タイムは納得いきませんのでまた来季へ向け出直します。
 この大会一宮自転車競技連盟が主管らしいけど、そんな団体聞いたことがないすね。自転車レ−ス開催するはいいけどちゃんと審判員の資格持った人いるのかな、と疑問に思いました。やはり、バンクのレ−スはピストがメインじゃないといけないので、もうちょっと宣伝した方がいいのではと思いました。基本的に一宮在住か在勤の人しか出れないらしいけど。やるなら公にオ−プンにした方がいいのでは、と思いました。
 


・2002/11/17の反省文(ウィンタ−ロ−ドセミナ−編 by 勝野)

毎年恒例のウィンターロードセミナーに参加してきました。今回は、なんとBSアンカーの藤野さんが特別講師として裏監督鈴木光弘さんとともに来ていただきました。午前中は、まず、鈴木さんによる新しいアンカーの売り込みから始まる。藤野さんの黄金のアンカーはかなり輝いてました。メインの藤野さんのコーナーでは基礎的なペダリングの仕方をビデオを撮りながら細かく解説していただきました。ペダリングは人によってかなり癖が出るものなので客観的に見ると納得させられます。あとは、ぷにょぷにょのバランスボールを使ったトレーニングを紹介されました。実際に見るのは初めてでトレーニングに取り入れようかと考えています。質問のコーナーでは、金山さんの質問が変におかしく突っ込みを入れたかったけどやめときました。特にまみさんはかなりうけていました。藤井君のにんにく注射発言も笑えました。そして昼食後、3班に分かれて本巣ゴルフ場方面へ走り出す。



フィトンチッド組は最初鈴木さんが付き添う。上りでまみさんと鈴木さんの激しいバトルが繰り広げられたらしく、僅差で鈴木さんが勝利??元オリンピック選手とは思えない光景でした。その後、藤野さんが合流し一人づつフォームチェックをしていただきました。僕のペダリングは、問題なしということでほっとする。しかし、久々にロードに乗りロードの乗り方を忘れてしまいました。コーナーでも脚回しちゃうし下りも回しちゃうしちょっと大変でした。
会場へ戻りじゃんけん大会がありました。なぜか勝てないマル、中島、金山さん。でも残り物には福があるようで中島はアンカージャージをゲット!僕は早めに勝ってしまいボトルを獲得。終了後藤野さんのサインとついでに鈴木さんのサインをもらう。その後、一回自転車で帰ったためもらった色紙を金山さんに預ける。その後恒例の打ち上げで受取るはずだったんだけど、金山さんを男と見込んで頼んだ僕が馬鹿でした。金山さん、なんと色紙を忘れて受け取れず...早く返して!!
なんか今年の宴会は、みんな飲むピッチが早いしみんな飲みすぎ。ふと隣のテーブルを見るとまみさんワインをオーダー、また見ると日本酒...ということでまみさんかなりべろんべろんに酔っ払っていました。ぼくもあまりこの辺は記憶がありません。僕は最終電車までに乗らないと帰れないので帰りましたが他の皆さんは二次会へと消えていった模様。藤野さん!うちのメンバー(僕以外)はアル中でレース中も手が震えるそうなのですが、それを直すにはどうしたら良いのでしょう。


           


・2002/11/10の反省文(ツ−ル・ド・沖縄編 by こじゃわ)

「ツール・ド・オキナワ 2002」

11/10(日)
 前日の乾燥したAirと寒波にやられて風邪をひいてしまうが、とりあえずスタート地点に並ぶ。監督は「いつもより顔色がいいじゃん」なんていうけど、そんなはずはなかった。監督、真規ちゃん、尚香ちゃん、安井君に見守られながらスタート。何年ぶりだろうか、クリートを付けそこない転びそうになる。今年から変更になった、本部関門までの海岸沿いのコースに感謝しながらアップをする。いつもなら会話しながら走るのだが、今年は特に気温が低かったし風邪の影響もあり、アームウォーマーをつけておとなしく走っていた。名護方面へ折り返し太陽を正面から受けるようになり軽い丘越えをこなすと、ようやく○が横付けしてきた。丘で危うく遅れそうだったと、危なっかしいことをいいだす。

 山岳が始まる70km地点まで、ゆったりとしたスピードで進む。あまりにもゆったりしすぎでよそ見する人が多いのだろうか、やたらと落車が多かった。センターライン上のパイロンにぶつかり、さらに右へ左へ蛇行し10人単位で巻き込む輩もいたからとても危険だった。前まえでレースをするのは必須だと思う。

 1回目の山岳に入りいきなり左足ふくらはぎがつり始めた。やはり風邪がつらいのかな? しかし何が原因でつったのか色々と考えていると、アンクリングするとその個所が動き、疲労することがわかった。9月に黒澤さんにポジションを見てもらったときに、アンクリングは駄目と言われていたことを思い出した。意識的にかかとを固定しようとするがうまくいかなかった。そこで黒澤さんのヒゲを左足かかとにからませて固定するようイメージした。頂上につくころには無意識でその状態を維持できた。

 補給所で「水!」と叫ぶと、「水は奥だ」といいながらアクエリアスを渡してくれたボランティアよ、ありがとう。気が付いたのは山を下ってからだよ。100km地点の"奥"の山岳、昨年集団から切れた地点だが、集団前方でクリアすることができた。そこをすぎると海岸沿いの平地で、みな思い思いに補給を始める。補給食の半分がカーボショッツだったのだが、カーボショッツとスポーツドリンクの組み合わせは血糖値が下がるため、仕方なく他のゼリー類を摂ることにした。

 2度目の山岳に入ると海岸沿いの風がなくなり、一気に体温が上昇した。2001年夏・伊豆合宿で監督・まみさんに抜かれたのと同様に、風邪な頭にさらに熱がのぼってしまい急激にスピードが落ちて集団から切れてしまう。前から換えないといけないと思っていたBrikoのヘルメットは、山岳になると風がはいらない。しかもボトルにはアクエリアスしかないため、かけるわけにもいかなかった。必死で山岳を上りきり、今度は「水」を受け取る。

 さぁここからは未知のゾーン。適度な勾配が何度も続く栂池チックな坂、普通の体力なら楽しめるコースだが、熱のせいかいつもの伸びが無い。ワクワクするコースに精神的に楽しんでいるのだが、放熱できずにいる物理的な頭がやられている。それでも完走を目指してモガキ続けたが、172km地点でタイムオーバでリタイアとなる。○は1回目の山岳で遅れ始め、2回目の山岳でアウトだろうと思いつつも、155km地点でタイムオーバーとなった模様。

 ビールにタコライス1人前とカレー2人前、そして焼き鳥を食べだした頃、すっかり忘れていた後夜祭が始まった。フィトンチッドとラバネロが大集合して泡盛ってると、MIYATAの真鍋さんがあっちへ行ったりこっちへ来たりしている。○がキョロキョロと目で後を追っているので、サインをもらってこいよと促す。それでも照れて座り込んでいるから、高村さんにお願いして真鍋さんを呼んでもらった。快くジャージにサインをしてくれた真鍋さんに、○は感激の余り固まっていた。暫くして飯島美和さんがやってきたが、「フィトンチッドの田中さんですよね」って・・・。o(≧∇≦)o!!!どこで知られたのだろうか、最近知られすぎて怖いです。やはり、いわきの「Fitとコルセッツ」だろうか?



・2002/11/24の反省文(木曽三川ロ−ドレ−ス編 by ○)

木曽三川についての考察いん2002冬


  あーあの日は何故か朝から眠く、このまま寝ようかと思ったが5000円が勿体無い
  と思い、しゃーなく行くことにしました。
  アップをしようかな?と着替えていたら・・なっ・なんとスタート五分前!!
  やっやばいスタートの順番も早いしお腹も痛い、朝のお子さんが産まれるう・・っ!
  まーなんとか産みおとしてまずはT.Tから、すたーとダッシュ成功!!んがっしかし!
  何故か踏めない?くぅ苦しい!  まーこう言う感じも新鮮だね! と走っていたら、
  次のスタートの子に抜かれる・・・・・・・結果まみちゃんから1分早いだけの17位
  更にレースもかなりゴチャゴチャしてるわで何が何やら。しかし、平子さんは5位らしく
  むむぅ!やるな!こじゃわさんバリのゴチャマゼスプリンターだと確信!来年の丸岡の
  活躍の予感・・ さてさて卑怯にもビギナーに出た○としては、なんとしても勝たねば
  ならなく久しぶりに頭脳プレイー?を遺憾なく発揮し、スプリントにてなんとか優勝しま
  した、平子さんも辻さんのアシスト(我がチームには無いが・・ふっ!)によりこれまた
  優勝しやした!(うーん、マンダム)あっ我らの監督、まみちゃんはと言うと・・・
  レース中は前を果敢に引っ張りこのレースの女王は私とばかりに、優雅な走りで我等を
  魅了しそして・優雅にスプリントには入らずにおゆとりをもたれてのゴール!!
  やはり女王陛下にはスプリントは似合わないっ!と我等に御見せになられました。
  オシマイ。


・2002/11/10の反省文(ツ−ル・ド・沖縄編 by まみ監督)

ツールドおきなわ 〜 除霊編 〜

9月、まだ実業団レースシーズン真っ只中だけど、そろそろ最終イベント「ツールドおきなわ」の手配をしなくちゃ。
毎年、シーズン初めはもっと多くの参加予定者がいるのだけど、現実的な話が近づいてくる頃にはひとり、ふたり、、、と欠けていく。
とりあえずこじゃわは行くだろうと思い、「ツアーどうする?」とTELで聞くと
「(弱々しい声で)まみさん、実は今年は行こうかどうか迷ってるんですよ・・」と意外な返事。
あ、さてはこじゃわ、いつものビョーキが出たなー。テンションDOWN病だ、そろそろ出る頃だと思ってた。
まぁ、いいか、とりあえず確定メンバーだけおさえないと。
と、思ったけど、○ちゃんと私のふたり。・・・・・ちょっと・・・・・不安がよぎる。

− 話せば長いが、話は1年前にさかのぼる −(反省文出してなかったから反省も含めて)
去年の沖縄、メンバーは中部地区メンバーで私と○ちゃんの2人、東京組でこじゃわ・フィリップ・藤井さんの3人。
それぞれ発着地に合わせたツアーで手配して現地合流とした。
私達はツールドおきなわ斡旋のツアーで一番高いランクのホテルで手配した。
ホテルに着いてみれば、ミヤタやラバネロなど有名チームと同じホテル。なんかすごい、感動。

前夜、当日朝は早いので早めに消灯、就寝・・・・
ところが、なんか肌に違和感を感じる、起きてみるとアリが出てきた。
「ここ、確か3Fか4F?結構高さがある、なんでアリが・・・?」
ちょっと考えちゃったけど、明日は早いし、もう一度寝直す。
だけど、なんか全身の肌が過敏になっている感じ、うぶ毛の1本1本に神経が行き渡っているような感じ。
なかなか寝付けない、とても疲れているのに寝付けない、だけど寝なくちゃ・・・・
何回かこんなことを繰り返しながら、気がつけばやっとウトウトし始めていた・・・・その時!!
”ガダガタガタガタっ、、、、ガタガタガタ^^^^^!!
「?!地震かっ!」慌てて飛び起きる。
となりのベッドで○ちゃんが寝てる、揺れは静まってる。
「地震かぁー、怖かった〜、でも寝よ」と、また目を閉じた・・・・すると!!
”ガダガタガタガタっ、、、、ガタガタガタ^^^^^”ってすごい揺れ!!
「ぅわーっ!揺り返しだ!怖い!」慌てて起きてみると、なんと!揺れているのは○ちゃん?!!!!!
「全身痙攣、なんか病気だ!ヤバイ!」とびっくりして○ちゃんに声をかけた。「○ちゃんっ!」
「はっ!?」と目を開ける○ちゃん、すごくびっくりした顔してた。汗びっしょり。。。。。。
コンタクト外してもボーッとした視力の中、部屋を見回すともやもや〜っとしたモノ(昔懐かしウルトラQのもやもやみたい)
が壁にスーッと消えて行くのが見えた・・・
「大丈夫?どうしたの?」と聞くと「今、誰かに、、、首を絞められて、、、」と○
えっ!?何、それ・・・・・血の気が引いた・・・
話によると、夢の中で、この部屋に知らない女の人が立っている。立っていたのが私が見たもやもやの消えた壁辺りだったと・・・
部屋を明るくして、ふたりで壁を探る、よく見ると、壁紙の色がその辺りだけ違う・・・?
時間は朝方3:00頃、起床は4:00だけど、もう眠れない。さっきのは一体?

いろいろ考えて呆然としているウチに、起床のアラームが鳴る。
慌てて準備をして、朝食に向かう途中でフロントへ行った。
「すみません、部屋を換えていただきたいんです」と依頼すると、
「何号室ですか?」と聞かれ、「はい、○○○号室です」と答える。すると、
「・・・・あ、はいわかりました。本日からご変更します」と納得顔であっさりと応じた。
何?今の・・・まるでわかってるみたい、背筋が寒くなった・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上、1年前の反省文 −


という出来事を思い出す。○ちゃんと2人、またな〜んかなけりゃいいのだけど・・・・
とりあえず、今年はホテルを変えよう、ツールドおきなわ斡旋だと同じホテルになっちゃう。
なんかいいツアーはないか・・・
そんな時、偶然見つけた情報は、なんとキング三浦さんのサイトを偶然見た時だった。
    
     「GIANT A.R.Tで行くツールドおきなわツアー」
     キング三浦とツーリング
     ツアー費¥50000弱

こりゃ、いい!ツアー費が安い!ホテルはかりゆしだって話、絶対お化け出ない。
しかも三浦さんってなんかとっても強運そぅ、縁起悪いことなんて起きそうにない。
(私的には結構ファンな選手ですが・・)
ご本人達が聞いたら、叱られてしまいそうだが、マジでそう思った。
(ちょっとミーハーかな・・)と思ったけど、かの有名な三浦さんのツアーなんて応募者多数、
混じったって全然目立たないでしょ。
そう思い、ツアーをまとめている土肥志穂さんへメールした。(かなりの美人です)
この方が実に丁寧に手配してくれ、こまめにメールしてくれる。だんだん楽しみになってくる。
これも失礼なお話なのだが、私、あまり自転車雑誌を読まないから土肥志穂さんを知らなかった。
後で知ったのだけど、ファンライドではお馴染みの記者さんなのね。

さて、出発の1週間くらい前、最終状況を教えてもらって、びびった!
なんと参加者15名、しかもサイトからの一般公募は私だけであった・・・・他は何かしらお知り合い同士。
きゃー、やってしまった、、、とんでもなく場違いかも・・・ちょっと鬱入る。
まさか動機が”悪霊退散”がきっかけだなんて言えないし、こっちの動機が不純だったのもイケナイ。
不安なので知り合いの某選手に相談すると「みんな優しいし、きっと楽しいから・・大丈夫」って。
思いきり楽しんでこよう!と思い直した。

しかし、不幸は続く。
1週間前のロード練習、道に埋めてあるレールのようなミゾにはまり転倒。
3日後に胸が痛くなり、ちと軟骨剥離と判明。痛い・・・
追い討ちをかけるように、出発前日、実に1年半ぶりの風邪をひく。
咳、くしゃみ、鼻かみ、大笑い、、、全て痛い・・・・
どんどんテンションが下がりそうだったけど、
黒澤さんから「三浦さんに是非お礼を・・・」との伝言と名刺を預かり、いざ沖縄へ!

現地からは4時間限定のレンタカー付き。受付を済ませてホテルへ入り、車を返却。
今までレンタカーを滞在中借りっぱなしだったけど、考えてみりゃレース終了まではあまり必要ない。
”かりゆしビーチリゾート”は恩納村の思いっきりリゾートホテル。
どこを見ても全てが明るい、お化けはいない。部屋もすっきりと明るい!
ここで志穂さんからTELが有り、初めてお互いの顔を確認、部屋が三浦さんの隣だと知る。
とりあえず、夕方までの間、軽く自転車に乗って夕食までの時間を潰すことにした。

夕食、いよいよ今回のツアーメンバーと、三浦さん、柿沼さん、キナンの社長さんらと初顔合わせである。
ところが、GIANTチームはいろいろトラブルがあるようで到着が遅れているらしい。
その間、テーブルを同じにした方々と軽くご挨拶を・・・しかし、ほんっと誰も知らない、心細い。
そんな時にウラ監督から久しぶりのTELが入る。
と、同時に三浦さん登場!毎回思うけど、ウラ監督のタイミングって霊力のようなものを感じる。
ところが、楽しみにしていた三浦さん、すごい見た目の存在感とオーラが凄いっ!
しかも、なぜたが”坊主頭”
こ、こわいっ! マジでこわい、、、よ〜近づけん、、、

改めてひとりずつ自己紹介、その頃私は興奮したせいかどうやら熱が出てきたらしく、ボーっとして耳に集中力がない。
ざわざわしてて話が聞こえない、絶不調。
○ちゃんに黒澤さんからの伝言をお願いする。
○ちゃん、顔引きつってびびりながら、何とか三浦さんに名刺を渡すことができた。
夕食終了−、一同、三浦さんの部屋で簡単な座談会をすることになった。
三浦さんの部屋で簡単にアドバイスや雑談をし、明日のレースに備えて早めに解散。
エライ緊張した1日だった。

少しフラフラとホテル内を歩く。
このホテル、何がすごいって、会議場の一室をツールドおきなわ参加者のために自転車部屋にしてくれちゃう。
自転車部屋に行くと、塩原さんに会った。綾野さんも同じホテルみたい。
ホテル内のコンビニで買物して部屋へ戻る途中、通路のソファに座ってる人が・・・?
アレ?浅田監督さん、BSも同じらしい。このホテルって人気なのかな?
なんて考えながら、体調悪いので、就寝 −

レース当日、4:30起床、6:00出発。
真っ暗な中、初めてやってみるアップがてらの自走、これ、かなり気持ちが良い。
来年からは是非このパターンで行きましょ♪
7:00から、三浦さん達国際のスタート、○ちゃん達市民200kmのスタート、そいであたいのスタート。
朝の自走が良かったかな、風邪の具合が小康状態♪
無事ゴールして、皆が次々ゴールor帰還。
のんびり皆の帰還を待つ間、けんごからTELが入る。
「早く来ないと、みんなゴールしちゃいますよ」・・・?!あんた、一体何処にいるの?!
ゴール地点にはビール片手のけんごがいた!コラ、早く連絡しんかぃ、水くさいぞーーー!!

レースはここではカットするけど、でも、なんとGIANTチームの人が優勝!!

15:00からの後夜祭が始まるまでの間、ビール飲んですっかり宴会状態♪
でも、まだラバネロのパパママに会えていない、国際レースはきっと忙しいしな、後夜祭って来るのかなー?
そこへパパからTELが入る「後夜祭で会いましょう」って!

後夜祭が始まった、私がこのレースに出るのは、コレがやりたいから♪これだけかな(笑)
まずは身内、○・こじゃわ・けんご・てらまり・藤井さん・まきちゃん・フレンドのお友達 で陣を囲む。
っと言うか、海外チームのスタッフが陣取っているテーブルを私達が襲撃した。
しばらくすると、ラバネロのハパママ登場!やっと会えました!
同じ陣で無礼講に近い大宴会、ハパママがいるから気がついたらラバネロの人達も一緒になっちゃった。
真ん前にパパママ、真後ろに飯島さん、ここにいていいのか?私?
そこへ美和さんが登場、パパとママが「フィトンの監督だよ」と言うと
「あー、あなたがフィトンチッドの監督さん(田中さんって言われた気もする)なんですね!」って。
こっちがビックリ!なんでウチみたいな小さなチーム知ってるの?「なんでご存知なんですか?」と聞くと、
「えーっ、知ってますよー、結構知られてますよー」だって!
みんな、一体、何しでかしたの?

ボケーっと周りをみてたら、ミヤタの真鍋さんが泡盛を持ってふらふら〜っとこちらへ。
すぐ近くにいるラバネロレディースとお話してる。
真鍋さんの大ファンである○ちゃんに教えると、羨ましそうに見てる○♪
ママが「どうしたの?」と聞いてきたので、○ちゃんが真鍋さんのファンなのと話す。
すると、パパとママ、にっこり笑って「まなべーーっ!」と真鍋さんを呼び始め、びっくり!!
呼ばれた真鍋さんに「この子があんたのファンなんだって」と伝え、マジックペンを貸してくれた。
あまりに突然のことで硬直している○ちゃんの背中にサインを入れる真鍋さん。
○ちゃん、こんなに幸せな瞬間ってなかっただろうね♪
でも、この後まだまだ幸せが・・・

後夜祭が終わった。実質シーズン最後となるツールドおきなわ。
「また来シーズン!」と少しさみしいけど、来シーズンを待ち遠しく思えるお別れをした。
ラバネロさんのおかげなのだけど、この日ほど「実業団やってて良かった!」と思った時はない。
この人達と知り合えなかったもの。
私達はツアーの夕食があるので、ここで皆とお別れ。
夕暮れ殆ど暗い中、また自走でホテルへ戻る。風が気持ちいい〜♪、酔いが吹っ飛ぶ。

夕食はおしゃれに洋食コース、お酒がしっかり入ったから、昨日の緊張はどこ吹く風。
同テーブルの方々と話がはずみ、和やかムード。
二次会は「三浦さんの部屋で・・・」ということになった。

部屋は隣なので、ちょっと時間をおいてからお邪魔したつもりだったのだけど、一番乗りになってしまった。
ちょっと、緊張が戻ってくる・・・
すると、三浦さん、とっても優しい笑顔で「こっち来い、こっち来い」と自分のベッドの隣をあけてくれた。
なんと、私と○ちゃん、三浦さんの隣に座ることになった!
お酒、つまみを買い込んできて、大宴会が始まった。
三浦さん、泡盛のめちゃキツイのを氷も入れずストレートでがんがん飲む。
昔話の面白いお話、たくさんたくさんしてくれました。

だんだん皆が酔っ払って来た頃、ふいに真鍋さんの話になる。
何でも、「あとから行きます」と言ってたらしい。そういや私にも「後から行きたい」と言ってた。
志穂さんがTELする、すると、なんと既にホテルにいるらしい。(某チームの宴会に参加してたらしい)
ここでも、”真鍋さん登場!”
「みんな、(酔っ)ぱらってるかーい!!」と激しくハイテンション状態。
ひとりひとりに「おまえ、(酔っ)ぱらってるか?ホントか?」と確認してまわる。
柿沼さんと、泡盛ストレートをいっきに飲み干し、数分後に
トイレ、直行ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!
続いて柿沼さんも
直行ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!  
・・・・・撃沈
呆気なかった。
(この後、真鍋さんは三浦さんの部屋の床で朝を迎えたそうです)

翌朝、ツアーに含まれるツーリング。
正直飲み過ぎ、睡眠不足、とてもツライ朝。何となく皆さん口数が少ない。
残波岬までの往復60kmくらいをツーリングした。
こんな機会は滅多にない、三浦さんの走ってるところを真後で見られるなんて!
意外とみんな遠慮してか、恐れてなのか、あまり近づかないのをいいことに、しっかり後を拝ませてもらいました。
でも、帰りはツラかった。私にはちと早かった・・・

このツーリングをもって、今回のツアー行程は終了。
皆帰ってしまうのだけど、私達はもう一泊♪
お見送りをしようと一度部屋へ戻り、着替えて部屋から出ると・・・・
ドタン、バタンと三浦さんの部屋から音がする。帰り支度をしてるんだろな・・・と思ってたら、
ドアが開いて、カートにてんこ盛りの荷物を乗せた三浦さんが、ひとりで運ぼうとしていた。
慌てて手伝う私達。カートには、チームの機材がてんこ盛り。
???三浦さんともあろう方が、自分で片付け?若い子がやると思ってた。
「ひとりで片付けてるんですか?」と尋ねると、
「若いのは気が利きかんからな、ボトルも洗っていかんと行きよった。今柿沼がボトル洗っとるわ」と笑いながら話す。
ロビーへ行くと、ホントにボトルをたくさん持った柿沼さんが忙しそうに支度をしてた。
でも、言って聞かせるんじゃなくて、自分で気付くようになって欲しいのだとか。
その姿を見て、何か感じる感受性が欲しいのだと。
意外なチームの現状に少し驚いたのと、それ以上に三浦さんがとっても大きく感じた。
言葉が沁みた。
私もそうだけど、感受性、高めていきましょうね、みんな。

皆さんが揃うまでの間、ロビーで三浦さんにいろいろなお話を聞く時間が持てた。
○ちゃんは機材のこととかかなり細かく話してもらってた。
(なんとなく、今回の参加者の中で私達が一番たくさんお話聞けたのかもしれない。)
”熱い走りの選手”イメージがとても強いのだけど、話をしながら笑ってる三浦さんは近くで見るととても優しい。
でも、坊主はびびりましたが・・・

今回のツアー、どうやら志穂さんの記事となるようです。
もちろん「ファンライド」12月の掲載だと思われます。
どのくらいのページを占めるのかわかんないけど、たぶん結構載っちゃうと思う。
たぶん、写真も載っちゃうと思う。
ミーハーな監督だと思われるでしょうが、これがこれが実になるんです♪
こんな飛び込み参加者の私に三浦さんは「それはとても良いことだ」と言ってくれました。
行動をすればするだけ、いろんな人を知ることができるし、いろんなコトを知ることができるって。

ということで、今回の私の思い切り、どうか皆さん誉めてくださいまし(笑)