・2003/08/03の反省文(丸岡 by こじゃわ)
【2003全日本実業団サイクルロードレース in 丸岡】

【開催日】2003年8月3日(日)
【場 所】福井・丸岡町
【天 気】快晴 【気温】暑い
【参加者】(監督)BR-1:小澤、BR-2:○・馬場・中島、BR-3:平子・角田・田中
【備 考】丸岡と言えば車の故障がつきものだが・・・

■土曜日、かなり焦った。
最初に乗った中央線は、線路に人が立ち入った為途中で止まる。
次に乗ろうとした山手線は人身事故で止まっていた。
平行して走る京浜東北線は置石の為かなり遅れた。
なんとか羽田にたどり着いたものの、搭乗口に着いたのが出発2分前。
けど飛行機も遅れていて、なんとか間に合った。

小松空港に到着すると、上京した頃一緒に走っていた大見さんも同じ飛行機だった。
丸岡まで輪行する予定だったらしいが、一緒に自走することになった。
丸岡まで1時間30分ほどで着いたが、午前中なのに既に猛暑。
ランチを済ませてから、先に到着していた中島と試走に行く。

BR-1、初めてのダム周回。ダムまでの急な登り、そしてアップダウンのクリテ、
最後に待ち構える真っ暗なトンネル。ここを16周もするなんて・・・。
そんな思いを巡らせながら大周回コースへ戻るため下っていたら、
愛三の大集団が下っている自分と同じようなスピードでモリモリと坂を登ってきた。
・・・こいつら変人か。

図書館で涼みながらも、いつも通り遅れる監督を待つ。
なんでも車同士の衝突炎上で北陸道が通行止めになっていたらしい。

天狗党の三宅さん、大竹さん、久々の星野君と一緒にアドニスに宿泊。
少ししか顔合わせできませんでしたが、今後ともよろしく。

■日曜日、暑かった。
BR-2,BR-3のスタートを見送ってから、いよいよBR-1のスタート。
高速をくぐった辺りは2列でスピードアップしたが、川沿いになるとスピードダウンした。
フィリップと「このままのスピードならGoodね」と話し合っていた。
その後もゆっくり進んで(といっても最後の登りは50km/h)トンネルの入り口を集団の最後尾で迎えた。

そこでホッとしたのがいけなかった。トンネルに入ったとたん集団のペースは異常なほどまで上がり、
60km/hでも集団と離れる一方。1つ目の長いトンネルを抜けたらもう集団は見えなかった。
後ろから来た3人とローテしながら2周目の登り口までいったところで切れて、
補給地点まで独りヘロヘロと登っていたら、BR-2の3人の逃げ集団に追いつかれた。
しかも3人目は○じゃん。行け○!!! 後続とは30秒差。

補給地点にいる監督には、なぜか中島から実況中継が入る。
『BR-2先頭集団が今ゴールスプリント、丸山選手の姿が見えません』
トンネルの前で捕まったようで、なんだ結局去年と同じか。
確かに10km以上逃げたことは素晴らしいが・・・。

その後の情報でBR-3先頭ゴールスプリントで、平子さんが・・・
またしても落車したとのこと。体は擦過傷、軽い打撲で済んだが、
バイクのトップチューブがクネクネに、ホイールも振れていた。
とても残念でした。神戸はぜひ狙ってください。

ダム湖周回は今まで見たことが無かったけど、他のどのレースよりも過酷そう。
BR-2,3の選手も走り終わって続々とダム湖に集まっていた。
見る価値大なので、来年からは登ってみませんか?

▲リザルト
[BR-1]完走63/出走127
小澤:DNF

[BR-2]完走85/出走119
丸山:70位
馬場:DNF
中島:DNF

[BR-3]完走142/出走203
平子:120位
角田:DNF
菊池:DNF
・2003/08/24の反省文(全日本実業団 by ヤマグチ)


今回泊まった"かめや旅館"
田舎のおばあちゃんの家みたいでした

【2003全日本実業団対抗ロードレース大会】

【開催日】2003年8月24日(日)
【場 所】京都府美山町
【天 気】快晴 【気温】暑い!
【参加者】監督、BR-2(44km):○・馬場・ヤマグチ、BR-3(33km):平子・角田・田中


行ってきました。全日本選手権。

青森から岐阜に帰ってきたのは、22日の夜。熱帯夜にうなされながら翌朝起きると、嫌になるぐらいの快晴でした。
体を動かしておこうと思い、AM6:00からロードに乗って日の出不動を走ったのですが、やっぱ暑い。2時間ほどで嫌になって帰ってきました。
帰ってきてシャワーを浴びても何かスッキリしないので、髪を切りに行きました。
これで頭もスッキリ。しかも、ビミョ〜に軽量化。

準備万端で、馬場さん・平子さんと一緒に岐阜をPM2:00に出発して、会場である京都府美山町にはPM5:30に到着しました。
まだ明るかったので、マルと合流してから試走に行ったのですが、みんな調子良い!。特に馬場さんなんか登りでもかなり速いペースで走ってました。

本日の宿は"かめや旅館"。前評判はイマイチだったのですが、行ってみると良い宿でした。
木造の建物でおばあちゃんの家に帰ってきたみたいで、ノンビリ出来ました。

翌朝、旅館で朝食を摂って会場に移動。
会場に到着するのと同じタイミングで、BR-1がスタート。
BR-2・BR-3のスタートはAM11:45なので、BR-1のレースを観戦しつつ準備開始です。
天気はチョイ曇りで、朝は涼しかったのですが段々と暑くなってきて、アップを開始する頃には30度はあったと思います。
そして、BR-1のゴール後10分ほどでBR-2、その後、数分おいてBR-3のレースがスタート。

BR-2:
スタート直後に前に出て、まずは様子見から始めました。
距離が短い(44kmしかありません)こともあって、ペースは上がるだろうと思っていたのですがそれほどでもなく、1周目は淡々と過ぎていきました。
しかし、僕の調子はイマイチ。平地はどうってこと無いのですが、登りがダメで力が入らない。
このままではやばいと思い、平地で前に出て少しでも良いポジションで登りに入れるように心掛けました。
集団内でマルや馬場さんを見ていると疲れてはいないようで、登りでも平地でも集団と同じペースで走ってます。

何とかして集団内でゴールしたいと思い色々と考えて走ったのですが、2周目の登りで集団から遅れてしまいました。
「ここで諦めたら絶対に追いつかない」と思い、平地で思いっきり踏んで何とか集団に復帰しました。
我慢できないくらい暑く、ジャージのジッパーは全開で頭がフラフラになりながら走っていたら、マルが背中を叩いてくれました。これで何とか正気に戻って、もう一度仕切りなおそうと思いました。
しかし、その後の登りで完全に切れてしまい、平地で踏めるはずも無く、途中で降ろされてしまいました。

凹みながらゴール地点に帰ってくると、BR-2の監督が緊急で呼ばれていました。
代理で僕が行ってみると、BR-2のゴールで救急車が邪魔をしてしまい正当なゴール結果が分からない為、レースをキャンセルするとのこと。
特例として、完走者に順位に関係なく同一のポイントを与えることが知らされました。

BR-2に出走した3人のうち、マル・馬場さんは完走したので、11ポイントゲットです。
これはおいしですよ。来年のBR-2残留はまず間違いないです。
僕も何とかして完走していれば...。

BR-3は、同じ時間にレースが行われていたのでレース展開は分かりませんが、角田さん・平子さんが完走です。ポイントゲット。
でも、田中さんが落車してしまい大怪我をしてしまいました。(後日、鎖骨骨折が判明)
皆さん、ホントに落車には気をつけましょう。努力が水の泡になってしまいますから。

▲リザルト
[BR-2]
マル:?位(11ポイントゲット)
馬場さん:?位(11ポイントゲット)
ヤマグチ:DNF

[BR-3]
平子さん:49位(1ポイントゲット)
角田さん:118位(1ポイントゲット)
菊池さん:DNF
・2003/08/30〜31の反省文(シマノ鈴鹿 by 中島)

2003年シマノ鈴鹿ロード&国際ロード

>1日目オープンWAとチームロード<
30日(27歳誕生日)を2分ほど過ぎて出発。鈴鹿に向かって走る。
2時30分ぐらいに無事到着。開門をひたすら待つ。4時ぐらいになって開門急いでピットエリアの2階をめざす。
いつもながらの手際の良さで早くもゲッツ!そのまま眠りの世界へと旅たつ。

6時、吉井さんのいつものマイクテストと山口の登場で起こされて、試走に向かう。悠里ちゃんと合流して試走・・・軽く3周ぐらい。頭の中は「眠い・・・足が重い・・・そういえば練習あんまりしてないな〜」。だが、不思議と周回を重ねるたびに軽くなっていく感じがした。
試走時刻も終わりいよいよ出走に・・・。

7時30分開会式、隣にいたフィリップとスタート直前までしゃべり続けていた。
かなりリラックスが出来ていよいよ発走。
75人ぐらいでスタート。ダッシュで前のほうに付ける。

前のほうで競争する・・・この様なクリテリウム型のレースでは非常に重要だと自分は思う。
2周回4周回とポイント賞の為集団のペースは若干上がるが、そんなに苦しい訳ではない。たまに集団の後ろの方に追いやられてしまう場合が逢ったりする。
でも焦ってはいなかった。コーナーで追いつく予定だから。
そんな集団に予定どうりデグナーカーブで追いつき一気に前のほうに出る。5周目の上り、カナーリ足がやばーくなってきた。さすが眠いだけある。
でも集団のテンションが上がるに連れて自分のテンションもアップ。一気にやる気モードに。今年からゴール地点がスタート地点と一緒になった、果たして吉と出るか凶と出るか・・・
集団のペースも一気に上がり最終コーナーに!。絶好の右端をゲッツ!後は本能的GO!を待つばかり・・・

はっきり言おう!優勝は無いと思っていた。展開が良ければ差しに行く予定はあったけど。
戦略としては「スプリントを駆けていく人に合わせて最後に差す」だがゴール150m手前、頭では無くて体が「いけ!」と言う!まじっすか!?
ここで体の指示に逆らってはいけない。10年ぶりの優勝に向かって会心の一撃を出す!
残り50m実際には2位との距離はかなりあったらしいが、自分にはとても迫って見えた。
「ここで差されたら、悔しい以前にカナーリ恥ずかしい」頭はそれで一杯だった。
最後の力を振り絞りゴールをトップで駆け抜けた!
久々の優勝・・・こみ上げてくる走れなかった日々・・・集団にビビッテいた日々・・・何もかも飛んだ。雄叫びも上げた。涙も出てきた(スコーシ)

チームロードでは、やはり朝から「脚一杯です!」の状態
でも本日1発目のレースである平子さんは妙に元気一杯・・・同じ一杯でも凄い差である・・・
丸や馬場さんも脚が余ってるのか、どんどんペースが上がる。必死に食らい着くが最後の一周なんだか脚がつって来たよ。
やばいけど走り続けた最後のゴールを気合で駆け抜けた時かなりの満足感があった。
結果は22位真ん中ぐらいだった。
「来年はちゃんと走れるようにするよ〜〜〜〜」と心に誓った。

夜は忌野清志郎スペシャルライブで声が枯れるまで叫んだ!
ここで大ニュース!なんと清志郎も「ホノルルセンチュリーライド」に参加するらしい。
俺も行くじゃん!有名人と走るぜ!楽しみぃ〜
楽しい飯も食って(ある意味凄い)夜を過ごして行った。

>2日目〜オープンWBと国際ロード<
午前8時起床、興奮の為良く眠れなかった。10時30分ぐらいの出走に合わせてなんとなくアップをする。
でも頭の中は「今日も眠い〜今日は勝てないだろうネ、マークされるし」と言う感じだった。しかし人数を見ると50人ぐらい「あら、少ない」。もしかして??と思ったが走ってみなければ解らない。

そしてスタート!号砲と同時にやはりダッシュで前に付ける。誰かに見られている気がする・・・しかも一杯の人に・・・ジロジロと・・・。
人数も少なく非常に走りやすい!最高だ。でも眠い・・・なぜ!?
この日は、本当に最後の周回まで「勝つ」事は頭の中に無かった。多少のペースアップはあるものの、集団は淡々と進んでいった。気がつくと自分の周りは同じ人ばかり・・・
「かなり面白いじゃん!」なんか楽しくなってきた、この緊張感たまりませんっ。
最終周回なぜか足が軽くなってきた。まさか!

上りを終えても疲れがさほど感じられない。
いけると思ってきた。
S字に向かう下りでチーム員に「後ろに付け、後は何とかしてやる」と激を飛ばし。徐々に前のほうに向かう。
今度こそ、皆に合わせて合わせて、最後に差すんだ〜♪でも・・・、集団速度が遅い牽制状態かよ!俺かよ!(さま〜ず風)かんべんして〜な〜。

残り100mで一気にスパート!後ろのチーム員が付いているのを願って。
誰も差しにこない!おいおい二勝目か〜!!!
残り30mぐらい後ろのほうで「だめだ〜」と声が聞こえる!
二勝目確定!今度は両手を上げる余裕があった。



まさかね〜自分でも信じられないよね〜レースの6割を感覚のみで走っているのに・・・
おかげさまでチーム員も3人ほどベスト10に導くことができた。いい仕事したね〜♪
国際ロードまで回復するかしら?買い物も残ってるし・・・

>国際ロード<
疲れが取れてません!先生!
どぉ〜せ途中で降ろされるんだからスタートから前のほうに行ってやる!
180人ぐらいのエントリーさすがに人がギッシリです。

スタート!全開ダッシュでスルスルと前に。人数が多いだけあってシケイン手前で落車しかける・・・。
「頼む!高いんだからこれはっ!」心から祈った。祈りが通じ落車は起こらなかった。よかった〜
でも相変わらず早すぎです、ほかのクラスが遅く感じます。
バックストレートは早くも60`台をマーク!やりすぎです・・・
得意の各種コーナーでどんどん前のほうに躍り出る。先頭見えました。
1周目の上りわざとギャラリーのいる方で走る、でも速度凄いです55キロ出ています!
ここは上りダゼ!でも付いていける自分にちょっと感動。
2周目の途中で満足したので、タレました。後は降ろされるまで練習です。
S字の下り付近で聞いたことある声が・・・

「おい!ちゃんぴょん!」
神様降臨!!!降りて来て下さいましたこの僕に!愛を与えに!アーメン
そのお姿は「後ろに付け!」ではなく「前走らんかい!」でした・・・・
はい!喜んで!!ゴール付近まで神様を導く・・・光栄です!
でも、そんな神様とも悲しいお別れをして一人旅に・・・
結局3周でEND貴重な体験をしてきました。

>ふりかえって<
自分らしいレース。自分らしい勝ち方が出来たと思った。集団走行についても「怖いよ〜恐ろしいよ〜」ではなく、「俺が転ぶ訳が無い!転ぶ時は周りの人も道ずれ!」に考え方が変わったために、終始集団の真ん中に位置することが出来た。
非常に進歩のある「逆の発想!」であった。

この様な「逆の発想!守りから攻め」の発想は自分にとって大きなプラスになった。
自転車始めて10年そろそろ皆に教えていく時なのかなっと語ってみたさ。ではまた〜