・2002/04/14の反省文(by 山口)
今日は、FootWorkの方たちとツールド愛知の三河湾1周のツーリングイベントに行ってきました。

集合場所は、愛知県の知多半島の南端にある師崎(もろざき)港です。
家をAM5:00に出発し、現地にはAM7:30に到着。

ノンビリ着替えていると、役員の方が「今年は参加人数が多いので受付に時間が掛かります。早めに来ないとフェリーに間に合いません」って拡声器で言ってました。
話しを聞くと、150人近く来ているとのこと。
口コミで話しが広まり、昨年の倍以上の参加者になったらしいです。

コースは師崎港からフェリーに乗って伊良湖岬まで行き、三河湾を1周して師崎港に帰ってくるという110kmのコースで、練習には丁度いい距離です。

AM9:00に師崎港を出発したのですが、フェリーの中は自転車のジャージを着た人間で埋め尽くされていて、ちょっと異様な雰囲気でした。

甲板で開会式を行っている間中、周りからは「寒い、寒い」という声がしていました。天気は良かったのですがイマイチ気温が低く、風が強いせいもあって、かなり寒かったです。

30分ほどして、伊良湖岬に到着。
フェリーを降りたとたん、周りから今度は「あ〜、暖かい」という声が。
伊良湖岬という場所のせいか、とても暖かく、ベスト・ウォーマの類は要らないほどでした。

しばらくしてAM10:00頃にスタート。
今日の僕の目的は3Days熊野の調整だったので、ツーリングイベントながらも内心「ペース速いほうがいいんだけど...」と思っていたら、僕の心を読み取ってくれたのか最初から40kmオーバーでみんな走り始めました。
街中を30人近い集団で走るのは、危ないしちょっと気が引けたのですが、強度の高い練習をしたかったので、流れに乗って先頭集団で走ってました。

最初の20kmまでは追い風で、しかも集団の中にいたのでかなり楽だったのですが、その後はひたすら向かい風で、かなり苦労しました。心拍数もかなり上がっていたので、辛かったです。
この頃には先頭集団も10人ほどになり、ローテーションしながら距離を稼いでいきました。

豊川市内から蒲郡市内までは、車も多く走りにくかったのですが、その後(60kmを過ぎた辺り)は車も少なくなりひたすら風と闘いながら、走りました。
自転車乗ってて思うけど、一番嫌なのって"向かい風"じゃないですか?
雨とか雪は何とも思わないけど、向かい風だけは嫌ですよね。
この時ばかりは、先頭を引く時間を短めにして、休憩させてもらいました。

そして、90kmを過ぎた辺りで"衣浦海底トンネル"を通るのですが、車道は自転車では走れないので、自転車を担いで階段を降りて地下の歩行者用通路を通らないといけないんです。
みんな自転車を担いで降りてたんですが、階段の両端に自転車で通れるか通れないかギリギリの幅のスロープがあったので"担ぐのめんどくさい"と思い、自転車に乗ったまま降りてみました。

全体の4分の3ぐらいまでは乗ったまま降りれたので、もうちょっと練習?すれば下まで行けると思います。来年からは、みんな僕を真似て乗ったまま降りるでしょう。
SPDは要らないですよ、道山さん。

トンネルを過ぎてからは、港沿いの刑事ドラマに出てきそうな広い道があったので、自転車に乗ったまま写真を撮ってみました。
平子さん、道山さん、金子さんです。
そういえば、俺の写真がねーじゃん。
   
その後は、知多半島の右側の海沿いの道をひたすら南下するだけです。
この道がまた厄介で、向かい風+潮干狩りの観光客・車・観光バスがいっぱいで、集団で走ってると何度か怖い思いをさせられました。
とくに、オバチャンとかは全然自転車に注意を向けていないので、本当に怖かったです。

そして、PM1:25にようやく出発地点である師崎港に戻ってきました。
所要時間は、3時間25分、平均時速は約31kmでした。

走行中のスピードと心拍数のグラフです。
なんか疲れた。

体を洗いたかったんですが近くに水道が無かったので、ジャージ姿のまま近くの喫茶店に入り、お絞りを便所に持ってって体中拭きました。

そして、帰りに"カルビ大将"で焼肉をモリ食いして、今日は終了しました。

向かい風の中、先頭引きまくってかなり疲れたのですが、熊野に向けてのいい調整になりました。
熊野は気合入れて走ってきます。
それにしても天気が良かった。顔がいまだにヒリヒリします。


・2002/04/14の反省文(by 中島)

4月14日実業団記録会トラックレース。
行ってきました、出てきました。まずは土曜日に行われる監督会議
ならびに試走に行くために。土曜日に現地入り・・・。
金曜日の夜に出発してのんびりと下道コース。
今回は陽子ちゃんが来ないためにホントに一人旅・・・。
時間に余裕を持ちすぎてなんと!8時に三島に着いてしまった。
お腹が減ったので「マンガ喫茶」にGO!ついでに橋川ネットにも書き込み!
10時ぐらいまで時間をつぶし修善寺のCSCに。
「よし5キロコースでも走って軽く調整するか」と思って入場ゲートに行ってみたら
「本日イベントのために使用できません!」だって!
完全にやる気無くなるモードに突入したオイラはとりあえず爆睡!
午後2時30分に競輪学校の中にある250バンクに侵入!
久しぶりに見る小さなバンクはとても小さかった。(なんやねんそれ?)
でも走るのは初めてなのです。
試しに走ってみるととにかく怖い!なんとバンク角40°ぐらいだから壁の横を走っているようだ。
そんな小心者状態を何とかしようと愛三レーシングの人と一緒に周回した。30周ぐらい走ったところで満足したのでこの日の練習は終わり。
監督会議に出席、30分ぐらいの軽いトークで終了した。
さて現在の時間は6時!たった一人なのでとにかくやることが無い!陽子を連れて来なかったのを後悔し始めてきた(笑)寝るにはとても早すぎる時間だし(たぶん12時ぐらいに起きると思う)
寂しいので陽子ちゃんに電話をしてみる・・・「今からけいこ(友達)と漫喫にいくぅー」だってさ。
とりあえずオイラも朝いたマンガ喫茶にまたもやGO!4時間ほど時間を過ごす。
そしてCSCの駐車場に戻ってきて爆睡。
つぎのひぃー!!!!4月14日。
朝早く○と、まみちゃんと合流して250バンクに侵入!二人とも初めて見るバンクに「小さい!狭い」と言葉を連発!
さて肝心のマシン紹介!○はびゅーの裏にあった「マエダ」を俺様ベアリングチューン!
ディスクホイールに、スリースポークホイール!T.T用ハンドルも付いてる完全仕様だ!
対する俺様マシンはニューアンカーといきたいとこだが!大会1週間前に「中島のあんかぁーって何色だっけぇー????」
って聞いてくる某監督発見!頼み込んだ末に届いたのがなんと「わかめカーボン仕様」のアンカーだった。
「これはプロトタイプ?試作品?」。
そう、色は塗ってなくてカーボンむき出しなのだ。ちなみにアヘッドタイプです。
○と騒いでいると「このアンカーって?」質問してくる人が??なんと2台横に止まっていたアンカーの藤田さんだった。
「朝一からとんでもない人に見つかった!!!」
実は鈴木さんに頼んだんですけど・・・と言う訳で。
そしたらかなり納得した表情で「うんそれ解るよ。」だって。解ってもらえたようだ。(しかし権力あるな?)
笑いながら試走に二人で出る。○も走りながら怖いを連発!小心者同盟の結成である。(笑)
競技開始!
まずは200メートルT.T。
助走を付けて上からガァーっと走る!
「おおっギアが軽い!しまったぁぁぁぁ!」足はマンガ見たいに高速回転!
タイムは驚きの13秒1!凡走してしまった・・。
お次は競輪予選。今年からのUCIルール改正にともない周回スピードめちゃアップ!最終周回は時速50キロに設定!
正式に実業団トラックの競輪競争に出場する人はギア選択重視だな。(50×14おすすめ)
あぶねぇ、あぶねぇこんなギア(49×15)で出ていたら周回で切れるとこだった。
ちなみに誘導員はアンカーの藤田さんアンカーパスでした。(はえぇー)
なんとここで健吾くん登場!実はみんなに内緒で密かに応援に来てくれたのだ!(うーん感謝感激)
さてお次の競技は1q独走です。こんなに練習していないのにいったい何秒出るんでしょう??
緊張を押さえながらスタートを待つ。
オイラがホームスタートで○がバックスタートでいざ出走!
さてスタート。絶妙なスタートダッシュで飛び出す!半周回るとストラップが外れて出遅れた○の姿が??
でも内側にあるスポンジが俺を呼ぶ!?結局かなりフラフラしながら黄金のたれも見せてさらに秘伝のたれも見せて19秒だった。なかなか練習不足なタイムである。○の方も隠し味の黄金のたれを見せて撃沈!
課題を残す走りとなった。
競技が一段落したので走り足りない○に良い物を見せてやろうと、ロードを組ませる。
目的場所は競輪学校内の「登坂車線」だ!紹介するとまず0スタートから200メートル
走る!その先にある100メートルの壁(推定角度30°以上!)を上る!
これがとても辛くて壁の半分は惰性で上るんだが後は自力のみ・・・結局二人とも1本でダウン!疲れた。
口直しに3キロサーキットを周回する。
戻ってくるとポイントレースの決勝の準備をしている。初めて見る飯島誠の走りはどうなんだろう?
80周を回るレースで主力はミヤタスバルが4人愛三工業が4人ラバネロが2人ナカガワが4人ほど。
合計すると20人で走ってた。感動したのは飯島誠のレース展開だ。常に自分が1位通過あるいは2位通過に徹してもう一人(同チーム)を必ず3位以内に残す計算された走りだった。(頭を使う走りについては、いまコラムに書いています。)
結果はもちろんラバネロの1・2フィニッシュ!頭上がりません!
最後に一周のスタンディングダッシュ(250メートルT・T)で本日の競技はおしまい。
その競技に出場したオイラは1000メートル独走の乳酸が住み着いててまったく凡走だったのを書いておきます。
なーんか楽しかったけど、かなり課題が残ったような1日でした。6月の頭に名古屋でトラックレースがあるのでそこでリベンジじゃ!!!!練習しよーっと。ではまた。

中島浩二・文


・2002/04/18〜21の反省文(by 山口)

下北山村スポーツ公園です。
この時は快晴だったのに...

行ってきました、3days race in 熊野。
正確には"4days"のこのレースを、日付別にレポートします。



1日目(4/18)
AM6:00に家を出発するつもりが、起きたらなんとAM6:30!!
急いで準備して、AM6:45に家を出発。
大安町のデンソーの工場に、マルと健吾さんでAM8:00に集合予定だったので、結構焦った。
員弁郡までは順調だったけど、大安町に入ってからデンソーの場所が分からず、"あそこかな?"と勘で走って到着したのが"神戸製鋼 大安工場"。
"ダメじゃん"と自分に突っ込んでからマルに電話して、大安駅に来てもらうことに。
最初からこうすれば良かった。
やっとのことで合流でき、AM9:30に出発。
1日目の会場となる、奈良県の下北山村スポーツ公園にはPM1:30に到着。

会場に着いて、夕方の開会式まで時間があったのでコースを試走することにしました。
1日目のコースはこの下北山村スポーツ公園内の道路を使ったクリテリウムで、BR-2はこのコースを25周(72.5km)します。
この公園は山に囲まれた谷の中にあるので、風が回っているようでどこを走っていても横風があります。集団での位置取りが重要になるので、よく確認しながら走りました。
受付に行って書類を受け取り、一旦宿に戻って目を通していると、選手が続々走り始めました。
シマノ・ミヤタ・キナン・ジャイアントARTなど、トップチームも走りだしています。
シマノと愛三が集団でTT(BR-1のみ)の練習をしていたので、後ろに付いて走ってみました。
とにかく速い。向かい風の中をとんでもないスピードで走ってます。後ろに付いているだけで精一杯でしたが、なかなか面白かったです。

試走をPM5:00頃に終えて、開会式&夕食会に出ました。
来賓の挨拶の後、乾杯があって夕食会となったのですが、とにかく寒い!!
みんな冬みたいな格好してる中、藤井さんだけがなぜか短パン&Tシャツ。「ここって、寒いよね」と言いつつも、余裕の笑顔でした。さすが北海道生まれ。
夕食を食いまくり、ビールも飲んでいい気分で宿に戻りました。
移動で疲れたせいか、PM10:00には寝ちゃいました。



2日目(4/19)
AM7:30に起床。レースのスタートがAM12:00と遅いので、たっぷり目の朝食を食べて、しばらくBR-1の個人TTを見てました。
AM10:30から準備を始めて、アップして、スタート地点に向かいました。
そして、定刻どおりAM12:00にレースがスタート。

ペダルもすぐにはまり(SPD-Rってはまりにくいんですよね)、15番手ぐらいの位置をキープしたまま、周回を重ねます。
5周ほど走った所で、健吾さんが降ろされていました。後で話しを聞くと、ペダルがなかなかはまらず、集団から置いていかれてしまったとのこと。う〜ん、残念。
10周目と20周目にポイント賞があるので、その時に逃げがあるだろうと予想してたので、集団前方をキープして動きに気を付けました。
途中、小さいアタックがあったものの基本的に集団のままで進んでいきました。
そして、10周目。3位までは商品が貰えるので狙っていたのですが、ダメでした。この頃から集団が活性化して、アタックが多くなり始めました。
そして、13周目ぐらいにセレーノとラバネロの2人がアタックを決めて集団と15秒ほどの差を付けました。
"これは決まる"と思い、何度か集団を飛び出そうとしたんですが脚がどうにも言うことを聞いてくれない。しょうがなく、集団で前を追うことに。
周りの連中に声をかけて集団のペースを上げようとしたんですが、どうにもうまくいきませんでした。
その後、何人かの選手が集団から飛び出し、逃げ集団は9人になりました。
そのままレースは進んでいき、逃げ集団との差が30秒を保ったままゴールスプリントとなりました。
あの逃げ集団に入れなかったのが、1番の敗因です。めちゃめちゃ悔しかった。
ゴール後は、逃げに乗れなかった自分にむかついてました。

成績 山口:21位 丸山:37位 健吾さん:DNF

ゴール後、しばらくフィリップ・藤井さんとクールダウンをしてから、次の会場となる熊野市へ移動しました。
コースの下見をしてホテルに入ると、前日とは違いすんごい量の夕食が出てきました。
腹いっぱい食べて、洗濯してからはもうフラフラで、いつのまにか寝てました。



3日目(4/20)
AM6:30に起床。起きると体はそれほど疲れていなくて、体調も良い。
朝食をしっかり食べて、スタート地点の熊野市山崎運動公園に向かいました。
今日のレースは、この山崎運動公園からスタートして桃太郎峠を通る47.4kmのコースです。
まだスタートまで時間があったので、近くの道路へアップに行きました。
平地では脚は良い感じなんですが、登り始めるとちょっとツライ。でも、"みんな同じだろう"という希望的観測に気持ちを切り替えました。
この日は、BR-1のスタート後にBR-2がスタートします。
BR-1のスタートを見ていたのですが、先導車がバイク含め4台、後続車が3台(昨日と同じですが)とこのレースの規模の大きさを垣間見ました。
そして、BR-2はAM10:30にスタート。

スタートしてすぐの登りで同じチームで2人逃げていたけど、どうみても中間ポイント狙いの逃げだったので、集団は完全無視。
セレーノの"グレゴリー・アンドリュー"やSPADE・ACEの"カリバリオ・ホジェリオ"(この2人、メチャ強い)がなんで追わないんだろうって思ったけど、よく考えたらこのポイント賞の商品は"干物"。
外国人には、興味が無いのかな。
しばらくはダラダラと登りが続いていたけど、先頭のスワコとセレーノがずっと引いてて結構ペースが速い。付いて行けたけど、結構辛かった。
トンネルを3つ越えてからは、しばらく下り。下り始めで目の前で何人かが落車したけど、間一髪で避けて、集団で下りました。
下りきってからは、桃太郎峠までひたすら登り。峠に向かう登りをかなりのスピードで登って行きます。
途中までは踏ん張っていたのですが、峠まで残り2kmぐらいで先頭集団から切れてしまいました。
峠を下ってから、周りの連中で集団を形成し前の集団を追い始めました。
この時点で、先頭集団とは1分10秒の差があったけど、少し先に見えていた第2集団とは約30秒差だったので、何とかそこまでは上がりたいと思い、ローテーションに加わります。
この集団には綾野さん、"課長"森下さんなどが居て、前の集団に追いつこうとしたのですが間に合わず第3集団のままゴールしました。
ゴール後に聞いたのですが、藤井さんは何と8位!!。
すごい、マジですごい。

成績 山口:37位 丸山:41位 健吾さん:DNF

ゴール後は前日同様、クールダウンして次の会場となる和歌山県太地町に向かいました。
この日の宿は"国民宿舎 白鯨"。なんか、日を追うごとにだんだん宿と食事が良くなっていく気がしました。
ボリュームタップリの食事を食べて、洗濯・風呂の後は部屋でボケーっとしてました。
そして、PM10:00には倒れこむように就寝。



4日目(4/21)
AM6:30に起床。体調はそこそこだけど、外は嵐のような風と雨。
ちょっとブルーになりながら朝食を取って、準備しました。
スポーツバルムのレッド3(極寒用のマッサージクリーム)を脚・腕・腹・腰に塗って、ウィンドブレーカー着て完全装備で外に出ました。
外は気温は低くなかったのですが、風が強く体感温度は低かったです。
コース周辺でアップをしていると、便所の入り口でローラーに乗ってる綾野さんを発見。
暖かそうで羨ましかったです。
レースはAM9:30にスタート。
今日のレースは、太地町を周回する1周9.65kmのコースを6周(57.9km)します。
スタート直後は、集団の密度も高く水しぶきで前が良く見えなくて結構危なかったです。
岬に向かう登りを登っていると、どうも調子が良くない。
平地でアップしてた時はまあまあだったんですが、アップ後に体が冷えてしまったせいか疲れていたのか分かりませんが、どうにも脚が回らない。
(帰ってきて心拍計のデータを確認したら、心拍数が全然上がってなかった。)
集団のケツにへばりつきながら登りを終えて、下っていると雨のせいかスピードがかなり低く、いつのまにか先頭と20秒ほどの差が付いていました。
これはまずいと思い、登りを先頭で登れるように平地で集団の前に上がり、2周目の登りに入りました。
今回は本当にダメで、とうとう集団から切れてしまいました。
審判車とマビックカーにも抜かれ"終わりかな"と一瞬思ったけど、ここで終わるわけにはいかないので、下りをギリギリまで攻めて集団に追いつき、平地で集団の先頭に上がりました。
3周目に入り、登りは最初は先頭で登ったんですが、さすがにもう脚が言うこと聞かなくなり、どんどん抜かれてまたもや集団から切れてしまいました。
"追い上げなくちゃ"って思ったけど、もう疲れ切っててフラフラでした。
でも何とかして完走したいと思い、気力だけで走りました。
途中で、後ろから第2集団が来たんでその集団に合流し、前に追いつこうと思いました。
5周目の登りでまた切れそうになったんですが、伊藤さんに"山口、止めるなよ"と言われて、気合入れなおして走りつづけました。
"これで何とか完走できるかな"と思ってたんですが、5周目の途中で結局降ろされてしまいました。
ゼッケンはずされて、寒い中トボトボとゴールへ帰るのはホントに嫌な気分です。
でも、ゴール地点で待ってるとマルが先頭集団で帰ってきて、多分20位ぐらいでゴールしてました。
これは、嬉しかった。ホント、自分のことみたいに嬉しかったです。
ゴール後は、ホントに寒くて、試食で出てた"はりはりうどん"と"鯨の竜田揚げ"で体を温めました。
美味しかった。

成績 山口:DNF 丸山:多分20位 健吾さん:DNF

始めて、3日間連続でレースしたのですが体調管理の重要性がよく分かりました。
来年も絶対行きます。

そういえば、写真撮るの忘れてた。


・2002/04/26の反省文(by 山口)
今回は、前々から行ってみたいと思ってた"スポーツ競技力測定"に行ってきたので、レポートします。

場所は、昨年のGWに合宿をやった長良川スポーツプラザ内のスポーツ科学トレーニングセンターです。
今回測定した内容は、身体測定・形態計測(詳しくは後述)・全身持久力・一般体力・最大無酸素パワー・動的筋力と盛り沢山です。
その後に、メンタルトレーニング・トレーニング指導があり、ほぼ半日(PM1:00〜7:00)かかりました。


PM0:30に受付を済ませてしばらく待った後、PM1:00より始まりました。
まずは、30分ほどのガイダンスで今日の測定内容の説明を受けます。
その後、"安全検査"として血圧・心電図・肺活量・ドクターの診察を行いました。
血圧は最高134・最低64、肺活量は5330ccと平均値(一般男性の自転車選手)と同じぐらいでした。

次に"形態測定"として、身体的な形態・組成を測定します。
身長・体重・周育(胸囲とか太ももの太さとか)・筋肉厚・皮脂厚を測定するのですが、とにかく"全て"調べます。項目が多すぎて書ききれません。
測定の結果は、主なもので身長171.4cm・体重60.2kg・体脂肪率11.9%でした。
平均値と比較すると、体重・体脂肪率は低いのですが、筋肉厚が全ての項目で平均値以下だったのがチョット驚きでした。

次にトレッドミルを使い、全身持久力を測定します。
自転車選手なので自転車エルゴメータで測定したいところですが、エルゴメータの負荷が低すぎて測定できないそうなので、トレッドミルでランニングをして測定します。
スタッフに導かれて測定場所に行くと、トレッド見るの回りにパソコンや怪しい測定機器が置いてあり、なんか大学とかの研究所のようです。
しかも、僕1人の測定の為にスタッフの人が6人ぐらい準備してます。気分はモルモットです。
ストレッチして、ウォーミングアップをして測定の準備に入ります。
体中にセンサーを付けて、マスクを付けて準備完了。
トレッドミルに乗って測定開始です。

スピードは11km/hで、1分毎に勾配が1%づつ上がっていきます。
最初の5分ぐらいは良かったのですが、それからだんだんきつくなってきて、10分越えてからはもう精神力の世界です。
オールアウトまでやらないと正しい結果が得られないそうなので、"コイツには負けたくない"という奴の顔を思い浮かべて(誰かは秘密です)根性で走ります。
両隣にいるスタッフからは"まだまだ"やら"もっともっと"と掛け声がかかり、かなり怪しい世界です。
14分過ぎから意識がヤバくなってきて、15分7秒で"オールアウト"しました。スタッフに抱えられながら"鈴鹿での出来事"を思いだし、ゆっくり深呼吸して椅子に座りました。
こんなふうにして測定した結果は、以下のようになりました。

最大時 最大酸素摂取量/体重 ml/kg/min 67.5
最大心拍数 bpm 195
AT時 %VO2max % 71.2
酸素摂取量/体重 ml/kg/min 48.1
心拍数 bpm 170

30分ほど休憩して、次は"動的筋力"の測定です。これは関節を動かしながら発揮される筋力です。
腕・脚・体幹(腹筋・背筋)について測定します。
ここでもまた、パソコンにつながった怪しい機械(手術台みたい)に乗って、測定します。周りのスタッフからは"まだまだ"という声をかけられ、ホントに全力で測定しました。
測定して一息ついていると、スタッフの方の"もう1回やった方が正しい値が出そうですね"という悪魔の声が...。
というわけで、もう1回測定。ホントに疲れました。
しかし、結果は平均値以下で筋力不足を痛感しました。

次に"一般体力"として、敏捷性・瞬発力・筋力についての測定です。
敏捷性は簡単に言うと"ダンス・ダンス・レボリューション"みたいな感じで測定します。
結果は、平均値よりチョット良く"中の上"ぐらいでした。
瞬発力は垂直跳びを行ったのですが、結果は48cm。平均値は60.8cmとエライ違いでちょっとショックです。(ちなみに女性の平均値は47cmです...)
筋力は握力と背筋力を測定しましたが、握力については平均以上の右53.2kg・左51.4kgだったのですが、背筋力は109kgでした。男性の平均値160kgより低いのはともかく、女性の平均値113kgより低かったのは、驚きでした(驚いてる場合じゃないけど)。

そして、最後の測定"最大無酸素パワー"です。
自転車エルゴメータで、10秒のダッシュを行ったのですが、結果は12.8watt/kgでした。
平均値の15.5watt/kgと比べると"あれ?"って感じです。

これで測定は終了し、メンタルトレーニングとトレーニング指導に入ります。
メンタルトレーニングでは、1人で練習する時の気持ちの盛り上げ方、レース前にリラックスした状態をどのようにして作るのかなど、色々教えてもらいました。
次に、トレーニング指導。
今日測定した結果を説明してもらいながら、自分の長所・短所を確認して今後のトレーニングについてどのような方向性を持って行うべきか教えてもらいました。
僕の場合は、持久力については充分ある・スピードも平均以上あるのですが絶対的な筋力・瞬発力が無いという結果になりました。
レースで"ペースが速くてもついて行けるけど、そこから飛び出せない"ということが多いのですが、それと全く同じ事が今回の測定で出てきました。
要は"ダッシュが出来ない"ということです。
指導員の方からは、"自転車で高負荷のトレーニングを行うと同時に、筋力トレーニングも最大筋力を上げるトレーニングが必要"と言われました。
ジム行って来ます!!

今回の測定時間は、約6時間。
結構疲れましたが、現在の自分の体がどのようになっているのか・自分の長所・短所が数字で明確に分かるので、非常に有意義であったと思います。
皆さんも行ってみてはどうでしょうか?
ちなみに測定料金は、14,730円。
測定日は木・金・土、時間は木・金が13:00〜20:00で、土が9:00〜17:00です。

4ヶ月後にもう1回行って、自分の体がどのように変化したか確かめるのが今から楽しみです。


・2002/04/28の反省文(by 山口)

↓↓↓左端のオレンジ色の勝負服が中島です↓↓↓

今日は、大垣競輪サイクルフェスティバルに行ってきました。
このイベントは、大垣競輪場開設50周年記念で行われたイベントで僕らのようなアマチュア選手の競技に加えて、地元の競輪選手と韓国の競輪選手とのエキジビションレースなど色んな事が行われていました。

その中で僕は1000mTTに出場、中島はケイリンに出場しました。
前日にピストにDHバーを付けて準備万端だったんですが、朝起きて準備してると何と後輪がパンクしているじゃありませんか!!
ギア抜きを持ってなかったので、会場で黒澤さんに道具を借りようと思いとりあえず会場となる大垣競輪場に向かいました。

AM7:00に大垣競輪場に到着し準備してると、ピストの試走時間が始まっちゃったので近くにいた人にギア抜きを借りて、とりあえずスペアホイールで試走することに。
バンクを周回していると体の調子は良く、いい気分で走ってました。熊野で疲れたのでチョット心配だったんですが安心しました。

30分ほどの試走を終えて、黒澤さんにホイールを見てもらう事に。
調べてもらった結果、パンクじゃなくて延長バルブの根元に亀裂が入っていてそこから空気が漏れていたようです。空気入れるときに、無理な方向からやったのが原因だと思います。
要注意です。

チョット急ぎ気味で準備して、AM9:30頃から1000mTTが始まりました。時間が無かったので10分ほどローラーに乗ってから自分の番を待ちました。
そして、自分のゼッケン番号が呼ばれて、スタート!!
中島がいつも言ってる"最初の3歩"に意識を集中して半周ほどはダンシングでスピードアップ。
その後は、DHバーを持ってひたすら我慢。
全力を出しきることに集中しながら走って、結果は1分19秒。
"遅っ"と思ったけど、色々と得られるものがあったので良しとしよう。

というわけで、この日の僕の競技は終わっちゃったのでケイリンに出た中島をレポートします。

中島お得意の"ピスト"でしかも"ケイリン"。
本人は「眠い」なんて言ってたけど、顔を見ただけで気合が入っているのが分かりました。
まずは1回戦。
いつもどおり、最後の最後でスルっと前に出てきて、余裕で1着。
その後の2回戦・3回戦は3位・2位で決勝に進出しました。

決勝では、4月からの新しい勝負服を着て競争します。予選で7着の中島はオレンジの勝負服。
スタートして周回中はいつも通りの集団の後ろで、飛び出すチャンスを狙ってます。
ジャンが鳴ってそろそろ行くかなと思ってたら、残り半周で集団から切れてました。
結果は7位。
どうしたんだろうと思いレース後に聞いてみたら、「フラフラして危ない奴がいたから止めた」とのこと。
まあ、しょうがないよね。怪我したら東日本トラック出れなくなるし。
東日本トラックでは、思いっきり走ってくれ。

こんな感じで、ちょっと不完全燃焼で終わっちゃいました。
木島平・東日本では完全燃焼します。早くジム行きたい。

夜に、ANCHORの鈴木さんと食事したんですが、例のスポーツ競技力測定の結果を診てもらったら、やっぱ"ジム行って来い"とのこと。
「足が100の力を持ってても、手が50の力しかなかったら、スピードは50しか出ない」らしいです。確かにそうだと思う。
鈴木さん曰く、速い奴は握手しただけで分かるそうです。
握力というか、手を握った時の力の感じでその選手のが"ヤバイ"かどうか分かるそうです。
ちなみに海外選手はどんな奴と握手しても"ヤバイ"そうです。

あと、最大酸素摂取量はBR-1のトップ選手だと80ml/kg/minほどあるそうです。
僕の"67.5ml/kg/min"だと、BR-1の下っ端ぐらいだそうです。
ってことは、筋力upすれば昇格かな?